超古典ビジネス研究会なる会を定期的に開催している。そんなにオープンでもないけれど、クローズドでもない。周りの人に声をかけて都合があえば来てもらっている。超古典とは「だれもが知っているけれど、ちゃんと読んだことがない本のこと」をここでは意味している。その本を素材とし、感じたこと考えたことを話して、自分たちのビジネスにいかすためにはどうすればいいかと議論する会になっている。正しい読み方をするとか要約をすることは念頭においていない。

最初の本は『7つの習慣』。実際、この会をやり始めると、絶大な効果を感じる。何度か読んでいる本なのだが、今回が一番身になっている。参加者とのシナジーも生まれ、かなりおもしろい。

大げさではなく、この会でこの本を読み始めてから、自分の世界は自分が作っているとさらに強く思うようになった。仕事がうまくいくのも、いかないのも、自分が憧れる人と出会えるのも、出会えないのも、身の回りに不快な人がいるのも、いないのも、ランの大会で完走できるのも、できないのも、体調がいいのもわるいのも、すべて自分がその状況を作っている。最近おきた衝撃的な出来事もこう考えることでほんのちょっとだけ乗り越えられそうな気がする。

同時に、主体的であることを意味を考え続けることがとってもいい。状況を打破するためには「じゃあどうするのか?」を問う。うまくいくかもしれないし、いかないかもしれないけれど、自分の勘を信じるしかない。徹底的にそのことを考え、激しくPDCAを回した人のみが、勘力(かんぢから)のようなものが身につくのだろう。ちなみにこの両者(徹底的に考えることとPDCAを回すこと)は矛盾しない。

周りにはすぐに役立ちそうなモノやサービスや本が溢れているけれど、結局、それらは享受する側次第。うまく成果を出せる人と出せない人がいるのは当然。ランニングの話をすると、自分はあまりシューズにはこだわりはない。行きつけ店のなじみの店員に選んでもらい、勧められたものをほぼそのまま買っている感じ。自分で選ぶよりいいモノに巡り会えることは間違いない。あまりにも感覚が合わない場合を除いて、自分はそのシューズが持っている機能をどういかすかを考えたほうが成長すると思っている(タイプ別のシューズを持っておいたほうがいいけれどそれはまた別の話)。シューズにこだわるのはもっともっと上級のランナーだ。トップアスリートと話をすると、そのこだわりは自分にはわからないこともわかる。

自分の身の回りにあること・ものは自分が作っているし、自分が選んでいる。そのほうが満足度とか幸福度は高い。超古典はこういう気づきを与えてくれる。もしこの会に興味があればご連絡ください。

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