新しいことをやろうと思ってもなかなかできないことが多いし、自分で新たなチャレンジと思っても、他人からはそんな変化がないように見えることもある。なにせ人は0→1が一番むずかしい。
文章を書くのも同じで、いざ原稿を書こうと思っても書けないケースが多い。そういうときはどうするか?シンプルに過去に遡ることだと思っている。過去の出来事を書いていると、なぜこれをやっているのか?なぜやりたいのか?が見えてくる。これをひたすら繰り返す。忙しい毎日だからそんなことをやっている暇はない…と言ったらそれまで。
その理由とか存在とか根拠のようなモノは、自分にはぼんやりしか見えなくても他人にははっきり見えることがある。とにかくそれがみえると、0→1は比較的小さなステップとなって、乗り越えられることが多いようにも思う。助走期間のようなものだ。立ち止まったままからの第一歩はやっぱり大変だ。
そう思う機会が最近は特に多く、人の経験や知識を文章にするときには、「書きたければ過去を見よ」という気持ちが強い。過去の延長線で今はあるわけで、一見まったく別と思っているモノが線で結ばれると、意味を感じるし、前向きになれる。やるきとか、モチベーションなどとはまったく異質のものだと思う。自然というか必然というか。ぼくのところに来てくれる人の多くは、自分史的なモノを書いてもらっている。気づきは膨大。
当たり前のことのようだけど、当たり前の世界ほど、やりきった人と、ちょっとやってやめた人の差は大きい。どの世界でも、その世界を自然とか必然を感じ、やりきった者が幸福感を得るのだと思う。
~書籍情報・西荻窪の玄米菜食のお店「米の子」亭主が語る素材と感謝 亭主啓白~
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