もうすぐ6月も終わり、今年も半年が過ぎたことになる。なんか、あっという間だ。こういう感覚は、やるべきことは早くやらねばならない、と思わせる。

田園調布に事務所を移し、「田園調布の小さな出版社」と勝手に名乗るようになって1年が経つ。最初はだいぶ躊躇したけれど、スタートしてみると、いろんな人たちの協力やご縁でここまでやってこれたことをありがたいと思う(「クライアントは、自分が活躍する場所を提供してくれる人」と定義している)。今やっていることはめちゃくちゃ楽しい。自分がやってきたことを振り返り、目の前の人にお役にたてることを考え続けたらこんな形になった。まったく予想外。ビジネスモデルとか小規模事業者には意味がないと思わせる。出版とメディアコミュニケーションのコンサル的なことは今後もやっていきたいことだ。同時に、もっともっと「出る杭」的な存在にならないと。個性的な出版の世界を広げたい。肩書きは自分で作る。

思うとお付き合いする人は、組織にいる人よりも組織を作っている人とか一人で仕事している人が多くなった。後者の人とはやはり共通点が多いし、悩みも共有できる。時間に対する感覚も近い人も多い。いろんな分野で組織から離れて活動している人を見ると、今までの自分はやっぱり視野が狭かったと思わせる。

さて、2年目だから、というわけではないけれど、ちょうどこのタイミングで融資を受けられたのも意味があると思う(ことにする)。かなり前のつながりから保証協会ナシで借りることができたのは大きい。やはり「刺激と反応の間にはスペースがある」。つねに素直でいられること、等身大でいることが、単なる過去の出来事を、今意味があることにする秘訣だと思う。

さて田園調布の2年目で何をするか。やはり地元で仕事がしたい。ある人の影響で、「場所の力」を意識するようになった。その人の曰く、それぞれの土地には地政学的(?)な力が存在し、歴史を学び、フィールドワークをするとその力をいかせるらしい。わかったようなわからないような。こういう感覚をもちながら行動することが大事なんだと思う。

さて、来月は新刊が2点。ラストスパートも頑張らねば。

~書籍情報・西荻窪の玄米菜食のお店「米の子」亭主が語る素材と感謝 亭主啓白~

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