仲間うちで、超古典ビジネス研究会なる会をやっている、ことはここでも書いたことがあると思う。1冊目の書籍は『7つの習慣』。ビジネスパーソンで知らない人はいないと言ってもいいぐらいな書籍。だいぶ前に何度か読んだことはあるけれど、ちゃんと読んでいないし、今読めばまた得られるものがあるかもしれない、ぐらいな気持ちで、この本を選んだ。参加者は毎回3人から5人。ちょうどいい人数。

1回に進むのはひとつの習慣なので、終わるまでに7回。該当箇所を読んでくることを前提として、感想を言い合うだけと言えばそれまでの会。参加者のみなに新たな視点や深い視点が得られるいいなと思って、その場を進行させたのだけど、一番学んだのは自分のような気がした。同じ文章を読んでいても感じ方とか引っかかるところは違うことを学ぶ。当たり前のことなのだけれど、当たり前のことほど、それを深く実感する意味は大きい。

以下がよく知られている7つの習慣の種類なのだけど、その言葉が意味するところは、before/afterでは格段に違う。これらの習慣は毎日意識したいと思う。目指すは第2領域のある生活!

第1の習慣:主体的である/第2の習慣:終わりを思い描くことから始める/第3の習慣:最優先事項を優先する/第4の習慣:Win-Winを考える/第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される/第6の習慣:シナジーを創り出す/第7の習慣:刃を研ぐ

会のポイントは、自分たちの仕事上の文脈でこれらを考えること。お互いがお互いをよく知る機会ともなる。今問題となっている真の問題は何で、それにどのように対処すればいいのかを話し合う。相手のことをめちゃくちゃ理解しようとする姿勢とか、自分のことを素直に語れこととか、他者とか異質を受け入れることなどがこの本から得られるものの質や量を決めると思った。脱線しつつ、笑いながらも、得るものが大きい会になったと思う。参加者の皆にも感謝。次回からは第2ラウンドを開始予定。今後も楽しみ。

余談:伝え方の本を取材しているけれど、仕事でのコミュニケーションで、仕事以外のことでの配慮がある人とそうでない人の差は本人が思っているより大きいらしい。つまるところ、人と人とのつがなりだから。う〜む、前者でいなければ。

#第2領域のある生活

~書籍情報・西荻窪の玄米菜食のお店「米の子」亭主が語る素材と感謝 亭主啓白~

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