「やること」と「やめないこと」は同義ではないと思っています。
私のイメージは…
やること:なにをさしおいてもやる。もちろんやめないことより優先順位が高い。
やめないこと:やることほど、優先順位は高くないけれど、やめることはない。
という感じです。当たり前といえば、当たり前です。
自分の場合は、ランニングとロードバイクと草野球は「やめない」。どれも趣味なので優先順位が「やること」より低いのは(もちろん)当たり前。でも(今のところ)どれもやめるつもりもないのです。
仕事はやらないといけません。でもやめない仕事もあっていいのだと思います。(と、書くといろいろ問題もありそうですが)やめないことは常に70点を目指すことと近いような気がします。やる気満々というほど、やる気はないけれど、やめるほどやる気もなくならない、ということでしょうか。モティベーションを70点にしておけば、やめないことを維持できます。やることは80点以上にしておかないと大量行動ができなくなりそうですね。
つまり70点を超えておけば(そこに費やす時間や頻度はともかく)「やる」ことに分類されます。この意識が重要かもしれません。
自分は会社にいたとき、イギリスの大学院のDistance Learning(通信教育)で、Media&Communicationsの勉強していました。そのとき生活は思い出したくもないぐらいハードでしたが、そのときは、仕事は「やること」、大学院の勉強は「やめないこと」と明確に意識していました。大学院は、修了するまでに時間がかかってしまいましたが、やりとおせたのはこの意識があったらかもと思っています。
やることとやめないことを決めることは、優先順位を決めることでもあります。事の軽重を決めることでもあります。この視点から一度整理してみたいと思います。