先日、ある人と話していて、「絶対に幸せにならない人ってどんな人だかわかりますか?」と尋ねられました。
返事にやや戸惑っていると「幸せを定義できない人ですよ」と教えてくれました。そして「自分自身、定義していないのに、人の幸せは否定する人ですよ」と付け加えてくれました。
「なるほど…」。
自分にとっては「定義」ということばがなんだか心に残ったので、「定義」の定義を調べてみると、
▼物事の意味・内容を他と区別できるように、言葉で明確に限定すること。「敬語の用法を―する」
(goo辞書)
とあります。イメージではなく、幸せを「言葉で明確に限定」しないと、幸せになれないということになります。
仕事のことで考えると、成功の定義も失敗の定義もなくスタートするプロジェクトは、永遠に成功しないとも言えます。成功体験もなくなります。
もっというと、本人は成功と思っていても、他の人は失敗と思うケースもあるような気がします。最悪のケースですね。
自分が求める世界とそこに至る過程を言語化していないと手に入らないということになりますね。そしてそれを周囲の人と共有することも大事なのです。
でも幸せの定義って、いろんなレベルがありすぎて結構むずかしいですね。そこをなんとか定義=言葉で明確に限定してみます。