8月終盤、あっという間だ。今月はかなり動いた月となった。思うように進まないことも多いけれど、そう思う前に、リスク管理をしっかりして、シンプルに徹することは難しいなあと思う。とにかく複雑に考えがちだ。もっと削ぎ落としたい。これこそが難しい。

今月会った人のジャンルはさまざまだだけど、異分野のことに触れて思うことはやっぱりその人のあり方が関係はほぼ決まるということだ。職種は関係なく、どういう気持ちでその仕事をしているのか、どういう人生を歩みたいと思っているのか?自分が共感するタイプは激しく似ていることがわかる。そういう人たちの本をつくりたいし、そういうタイプの人たちとほかの仕事したい。今までやったことも楽しくやるだけだ。時間が経つのは早いけれど、もっとシンプルにすれば、もっとやれる。

かなり長時間、事務所にいるけれど、仕事をしている感覚はほとんどない。好きな仕事をやれば、走っているときと同じような気持ちで仕事ができる。この夏、一番大きかった出来事は、ずっと懸案だった建築プロジェクトが動き出したことだ。遠回りをしたけれど、これでよかったのだ。本のつながりだ。京都と金沢の人たちとのこのプロジェクトは楽しみだ。ほかにも楽しいことは全部やりたい。

今までにとった写真や仕事で使った音声、書類など整理し、SNSのフォローやいいね!を見直し、購読メルマガはほとんどゼロにした。無駄なコミュニケーションは減らしたい。9月は書籍のゲラも、新たなことも動き出すし、さらに楽しいプロジェクトも模索する。友人が2011年突然亡くなった8月はいつも考えさせる月だ。こういう時間を与えてくれることに感謝して、彼の分も一生懸命生きたいと思う。

※写真は、先日仕事で行った鎌倉・江ノ島。とんぼ返りだった。

Related Articles: