当たり前のサービスを当たり前の価格で提供していたら、差別化はできません。だからと言って、サービスの質を考えずに、価格を上げたらお客さんは離れるだけです。価格があげられるのは、驚きとか感動を与えられた場合のみだと、最近思っています。そのためには「ここまでやるの!?」とか「こんなことをしてくれるの?!」と思ってもらえることが必要です。

感動を提供すると価値観が明確になる

クライアントさんやお客さまにそう思ってもらえるためには、かなり手間がかかるかもしれないし、時間がかかるかもしれません。もちろん精神的な負担もかかります。だからこそ、やる価値があるのです。そしてもっとも大事なことは、自分の価値観が明確になり、そこに共感してもらえるクライアントのみが興味を示してもらえるのです。その戦略は、スモールビジネスに必須だと思っています。

すべての「そこそこ」を打ち破る

だれもがやれるということは、時間も手間も精神的な負担も「そこそこ」だというこです。ただれも耐えられる範囲ということです。感動とか驚きを与えるには、それを打ち破らないといけません。そこで腹を決め、圧倒的な価値を提供できれば、業界の相場は関係なくなりそうです。相場は、「そこそこ」を前提をしているからです。

まとめ

このことは、ある人のビジネスを観察していて、思ったことです。相場に影響されるということは、常識の範囲内で仕事をしている、ということなのかもしれません(とは言え、実行するのは大変ですねw)。

 

==【昨日の活動・所感】==================

・叔父の告別式。1日お手伝い。叔父は自動車産業が好きで好きでどうしようもなかった。「趣味が仕事」とか「生涯現役」の言葉がぴったりだった。英文科出身なのに、経済系の出版社に入り、雑誌編集長を努め、経営陣に入ったものの、退社し独立。日本だけでなく、世界を飛び回り、自動車産業を動向を追い続けた。

・叔父は昨年12月で事務所を閉めようとしていたが、11月に不測の事態が起こり、継続が困難に。最後のチャンスを思い、精一杯お手伝いした。今となっては、そんなことができて、よかったと思う。今までは、通夜・告別式に行っても、最期に一目見るだけだったけれど、ようやくきちんと送り出せたかな。

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