最近、名刺を2枚持っている人によく出会います。1枚目は会社の名刺、2枚目は自分の趣味、副業、社会貢献などの活動に使う名刺です。社会人が、会社外のネットワークを築き、交流し、楽しみや学びの場を作ることはとっても大事なことだと思っています。

会社の仕事に集中しないと、社外活動はできない

会社外の活動は、会社の仕事にポジティブな影響をもたらすと、口を揃えていいます。まずは時間を捻出するために、会社の仕事に対する集中力が高まるというのです。残業や休日出勤を前提をしていたら、活動はできなくなるので、必然的に時間に対する意識が高まります。

会社の常識に染まらないために

次に、会社では得られない多様性に触れることができます。職業、年齢、性別などさまざまな属性の人と出会うことで、会社の文化に染まらない、素地ができることになります。ひとつのことに没頭していると、自分の常識で、自分の行動や思考を知らないうちに縛ってしまう可能性が高くなります。業界の常識の中で成果を出そうとすると、どうしても長時間にならざるを得ません。新しい発想、新しいアイディアで仕事をするためには、やはり多くの人と接することが大事になります。

会社からの評価から離れた活動が自分の可能性を高める

自分のことは、意外とよくわからないものだし、会社の上司からの評価の一面的になりがちです。その評価のみを指針とすると、長期的にはあまりいい結果をもたらさないように思います。予算とか評価から少し開放されて、自ら動く活動は自分の可能性を高めてくれそうです。

まとめ

自分は会社員時代、名刺を2枚持つなどという発想はまったくなかったのですが、最近は、会社に所属しながら、会社外でかなり活発に活動している人によく出会います。そういう人と話していると、2枚目の名刺を持って、精力的に活動しつつも、会社の仕事をおろそかにしている感じはまったくなく、むしろ「こういう人が、会社でも仕事できる人なんだろうな」という印象を受けます。会社の仕事と会社外の活動が両輪となって、自分の生活をデザインしているような感じがします。

==【昨日の活動・所感】==================

・午後から夜にかけて長時間の勉強会に参加。コンサルの人が多かったためか、自分のビジネスに多くの指摘をいただき、ありがたかった。自分のことは知っているようで意外と知らないことがわかる。疲労したけど充実の1日。

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