個の力と組織の力ーこのどちらを生かしたいか、によって生きる道を選択すべきだと思っています。組織に属さずひとりでしか生きられない人はもちろん、組織の力に重点をおかない人も、個の力で生きることを考えないといけません。

組織の力と自分の力

組織のなかでこそ、自分のやりたいことが実現できる、という人ももちろんいます。そういう人はそちらを選択し、組織の資源を存分に利用でして、自分を高めればいいと思うのですが、やってはいけないのは、個の力を信じているとか、個の力で勝負したいと思っているのにも組織のとどまることです。長い目で見れば、その選択にはいろいろなところでひずみができてきます(自分がそうでしたが…)。

どちらが自分を高められるか

組織にいながら自分を高めたい人、自分の力を信じて自分を高めたい人、どちらが合っているか、ということを考えなければいけません。こう表現すると、後者のほうが魅力的に見えますが、どちらの選択にももちろんポジティブな側面、ネガティブな側面があります。その両方を考える必要があります。

弱みを強みに変える働き方

ひとつ言えるのは、ネガティブな側面があってもそこを封印して勝負しにいかなければいけないのが、組織での働き方で、ネガティブな側面でも強みに変えられる働き方ができるのは、フリーランスの生き方かなと思います(あくまでも考え方のひとつですが…)。

過去のネガティブな経験からビジネスをする

知り合いの中に、勤めていた会社が倒産した経験から、今は「絶対につぶさない会社経営」をコンセプトにコンサルをやっている人、両親の不和・離婚から激しく傷ついた経験から、夫婦関係のカウンセラーをやっている人、子どもの頃から悩まされ続けてきたアトピーが、あるきっかけに治った経験から、そのなおし方を広めようとしている人たちがいます。いずれも組織の中では、生かしにくい(というよりも、もできれば言いたくない)過去のネガティブな経験です。

まとめ

フリーランスの人たちと話してみると、ネガティブな経験からビジネスを発展させていることが多いです。自分が苦しんだ経験があるからこそ、自分が提供できる価値をより強く感じるのだと思います。会社員vs独立・起業、といった選択肢だけでなく、自分の過去を振り返り、自分が大事にしていることを気づきながら、自分の生かし方から働き方を考えることが必要ですね。

==【昨日の活動・所感】==================

・自分を表現せずに、ひとりでビジネスをするのは厳しい。でも表現することの心理的なブロックの外し方を知らない人は多いと思う。

・何事も方法論を知ることが必要。単なるノウハウは意味ないが、哲学に裏付けされた方法論を教えること&気づかせてもらうのはおおいに意味がある。

・ロジカルコミュニケーションの限界を感じる。ロジカルだけで人は動かない。

Related Articles: