組織にいれば、多かれ少なかれ軋轢は起きるものです。志が高ければ高いほど、軋轢や摩擦は多いとも思っています。仕事をしているふりをしている人にも、同様のことは起こりえますが、それは相手のほうに志があるからです。

業界の常識に対する違和感を大事に

仕事に打ち込んでいると、必ずと言っていいほど、「業界の常識」に違和感が出てくるものです。小さいなことから、大きなことまで、やればやるほど「なんかへん」とか「しっくりこない」「意味なさそう」のような感覚が出てきます。改善案も、自分レベルでできることから、部内で変えられるもの、会社全体で取り組むべきことなどさまざまです。

自分の非常識を貫く勇気

ただ斬新なアイディアは「非常識」と思われることが多々あります。特に、保守的な組織ではその「非常識」は議論の対象になることすらありません。そんなときこそ、自分を強くするプロセスなんだと思います。自分の会社員時代はなかなかそうは思えなかったのですが…。でも安易に常識に流されず、自分の非常識を貫いてみるということは絶対に必要です。まして、独立や起業を考えている人だったら、それはチャンスとも言えます。

とことんやってみる経験が貴重

そこでとことんやってみてダメだったら決断するときかもしれません。ある人にとっては、転職かもしれないし、ある人にとっては独立かもしれません。ただ、とことんやってみる期間が絶対に必要です。少なくても2年とか3年、必死でやったみたあとに決断すべきです。自分に負荷をかけた経験が生きるのです。

孤独が自身を強くする

なんとなくやりたいことがあるから…と会社を辞めたり、転職するのは、ムダです。自分の非常識を大事にし、そのときに感じた孤独や孤立感が次に進む原動力になるはずです。自分の今の仕事のスタイル(フリーランスをチームにして、編集をする態勢)も、業界では非常識です。ただ、これをやったことで、仕事の幅が大きく変わりました。考える時間も増えました(先日会ったデザイナーも、ひとり社長で、同じような仕事の仕方をしていて、意気投合しました)。

まとめ

組織に合わないからとか、やりたいことがあるといって辞めるのは簡単ですが、「とことん仕事をした経験」とか「業界の常識対して感じた違和感を貫く勇気」とか「そうすることによって生じた軋轢に耐えた経験」など、自分に負荷をかけないと、その後ののびしろはないかなと思っています。

==【昨日の活動・所感】==================

・仕事3時間。今週から始まる大学の授業の準備。週末なのになかなかゼロにできない。もう少しリフレッシュしないと。

・相変わらず、かかとが痛く、ランニングできず…。

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