自分を変えるとか成長させるためには、「あり方」と「やり方」の両方を考える必要がありますが、まずは「あり方」の探求が大事です。どうありたいのか、これを考えずにして、やり方を考えても効果は低いです。あり方には心のあり方と感情のあり方があると思っています。心を決めても、ときの感情によって、動けなかったり、ばらつきがあったりするからです。

ただ行動しても効果は薄い

あり方が大事、といって、そこばっかり見ていても結果はでません。行動しないと何も起こりません。その際に気をつけるべきことは、行動するときにやみくもに動いてもダメです。「数打てば当たる」的な発想ももちろん大事ですが、できるだけ効果・成果がでるよう確度を挙げる必要があります。

確度をあげるためのやり方を考える

この段階で、やり方が必要になってくるはずです。どのようにして確度をあげることができるか、どのようにしたら成果がでるのか、これを知る必要があります。とは言え、結果は容易には出ないので、そのときに必ず感情がゆれます。このあり方を観察することも大事だなと思うのです。大きく揺れるときには、自分の弱さが表れているときかもしれません。今後はその性格・特徴を踏まえたやり方が必要です。そう考えると、いわゆるハウツー的な情報は、役に立たないのも当然かもしれません。その情報収集に費やした時間とやり方を試した時間にかかった時間を考えると、かなりのムダになります。

2つのあり方とやり方を考える

つまり、「あり方」と「やり方」だけでなく、「心のあり方」「感情のあり方」「確度を上げるためのやり方」を観察することが大事だと思っています。結果を出している人はこの3つをバランスをよく考えていると思います。「やり方」だけを求めても、ほどんど結果はでないと思います。「この2つのあり方」を観察し続け、ネガティブなことに大きく心や感情をふさぶられない方法を考える必要がありし、逆に、自分が大きくポジティブになれるような方法も身につけておいたほうがいいかなと思っています。

まとめ

あり方を考えることが波及効果が高いと言われます。ただ、あり方とやり方は段階的なものではなく、常にこの両者を反復して考えることが必要です。そして感情のあり方に敏感になって、心のあり方を考えることが大事だと思います。ネガティブな感情はパフォーマンスを悪化させるからです。だからこそ「気持ちがぶれない方法」「確度を挙げるためのやり方」も必要なのです。

 

==【昨日の活動・所感】==================

・先日お会いした経営コンサルタントの方に会社社長を紹介していただく。多岐な話題で盛り上がり、自分のビジネスにもアドバイスをもらう。最近、コンサルタントの人ばかりとやり取りしている感じがする。

・Skype会議2時間。新たな仕事がスタート。

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