「なりたいこと」や「やりたいこと」があった場合、それを実行している人に会うことが一番の近道です。マラソンを完走したければ、すでにそれを達成した人に話を聞くべきだし、バーを自分でやりたければ、実際にバーをやっている人に話をきけばよいし、中国語ができるようになりたければ、中国語の達人に話をきけばいろいろヒントはもらえるはずです。
書籍やネットから学べること
もちろん本やネットなどからランニングの勉強をしたり、バー開業の仕方を学んだり、中国語の本を買うこともも重要です。手軽に楽に知識を得るができます。そして大量の知識をインプットすることができます。その過程で、それまで見えていなかった、さまざまな方法や考え方があることを知ることはとても勉強になるのです。
書籍やネットから学べないこと
ただそれだけでは得にくいものがあります。経験談を肌で感じるということです。いくら本やネットで知識を入れても、それは「向こう側の世界」のことです。ただ、経験者に話を聞くことができれば、一気にその話は「こちら側」にやってきます。一対一で話せば、「経験した人」と「経験したことのない人」の対峙になるわけで、臨場感や高揚感がいやでも高まります。
ロールモデルから高揚感をいただく
その臨場感や高揚感が、一歩を動き始める力になります。自分が会社を辞めたときにキツかったのは、その臨場感が足りなかったからだと思っています。そのときの会社は辞める人が異様に少ない会社だったので、社外で「ロールモデル」とも言える人を探す必要があったのですが、まったくその経験が足りませんでした。起業をしたければ、起業して成功した人に相談すればよいし、転職したければ、転職で成功した人にその経験を聞けばよいし、海外で働きたければ、実際にそれを経験した人の体験から学ぶべきなのです。価値観があわないからと言って、会社をやめるのであれば、自分が目指す価値観を持っている人に話を聞くべきだったのです。
不安にさせる話こそが、心の安定につがなる
ロールモデルと実際に会話をすると、必ずキツい話、こわい話、不安になる話が出てくるはずです。でも逆にそういう話にこそ意味があるのです。自分が同じ状況に立たされたときに、「自分だけではないのだ、乗り越えるべき道なんだ」と言い聞かせることができるからです。こういうことが気持ちの安定に大きく影響するのです。
まとめ
そう考えると、まずは(複数の)ロールモデルを自分の中で描き、そのモデルから話を聞ける関係を築き、実際に成功談や失敗談を聞いてみて(できれば継続的に聞ける関係を作り)、自らの行動をかりたたせるというサイクルを継続的に回せれば、自己流とかひとりでやる人よりも早くゴールにたどり着けるのは間違いないはずです。
==【昨日の活動・所感】==================
・8月2日のイベントでは、学割・ワケアリ価格を設定しています。より多くの人に来ていただきたいと思っているからです。もちろん自己申告でOKで、理由は言う必要はありません。受付でおしらせください。
・ワケアリの基準はその人の判断ですが、生活必需品でないものに、(ローンかもしれませんが)50万以上も消費(投資?)している人がワケアリで申し込んでいたら…どうなんでしょうね。