周りの人で起業できそうなのに、会社勤めをしている人がいます。本人も、その気になれば、独立できると思っているようですが、まだ会社で得られることがあるというのです。こういう生き方って強いなと思います。

どちらがいちばん大事なものを多くを得られるか

よくサラリーマンでいるか、独立するかの2つの選択肢で、自由な生き方とか働き方は語られますが、本質的にはどちらでもいいと思っているのです。心の快適さとか、経済的安定などを考えて、どちらの働き方が多くを得られるか、ということなんだと思います(それを考えるのが難しいのですが…)。単純化して言うと、お金のことは考えずに会社に仕事に邁進したいと思えば、サラリーマンを選択するでしょうし、組織に決められた仕事が楽しくなければ、独立を考えるということです。自分が大事にするものを得るためには、どの方法がよいか、という視点です。

環境が悪くなれば会社を辞められるか

冒頭の友人は、会社で今後異動などで自分がやりたくない仕事をやらされそうになったら、独立すると言っています(今、やっていることがめちゃくちゃ楽しそうなのです)。そういうことを言う人って結構多いのですが、この友人は、異動でやりたくない仕事をやることになったらホントに会社を辞めそうな気がします。

選べる力が心の余裕を生む

もちろん独立したら、いろいろな苦労はあるとは思うのですが、現段階ではどちらの生き方も選べるという感覚が大事なのではないかと思っています。自分はもやは雇ってくれるところもなければ、雇われるつもりもないのですが、会社にいたときには、もっとその視野を身につけておけばよかったと思っています。選べることができれば、万が一のときにも余裕をもって対応できるはずです。彼はそのことを明確に自覚していて、会社の仕事ももちろん社外での活動もさかんにしています。

人の縁を大事にする

独立したときの選べる力は、多様な人に触れ、多くの異なった意見を知り、絶えず試行錯誤し、あり方を自問自答することで、生まれてくるのではないかと思います。独立して成功している人はみな、人の縁を大事にしていますが、自分に刺激を与えてくれた人は、何ものにも代え難い財産になるからです。選ばれる力を得ようと行動していると、選ばれる力もついてくるのでしょう。

まとめ

こういう意味でも、目の間の仕事に追われ続けることは危険です。人に会う時間も、考える時間もなくなるからです。多ければ減らさないといけません。好きな仕事を選ばなければなりません。自分はその境地にはまだまだ達していないのですが、その気持ちは持ち続けたいと思っています。

 

==【昨日の活動・所感】==================

・ランニングしてたら、ゲリラ豪雨。雨がはげしく目に入り、コンタクトがとれるかと思ったほど。あわてて引き返したが、ずぶ濡れに。すれ違う人の視線を感じた。

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