昨日、「人生の棚卸しをしてみませんか?〜自分の経験・スキルを言語化してみよう〜」を開催しました。このコワーキングスペースのオーナーさんとの雑談から急遽開催が決まったものです。そのときに開催日を決めたことで、私自身動かざるを得なくなりました。行動するためには、日付を決めることがまず必要ですね。

強み100の意味

自分がふだんやっていることは、あまり意識することはなく時間だけが去っていきます。目の前の仕事に追われているとなおさらです。しかし、自分は何ができるのか、何をしっているのかを把握することはとっても大事です。そこがだれかの役に立てることになるかもしれないからです。というよりも、自分の弱みからは、役に立てるはずもありません。だから強みの把握が大事なのです。それも20や30では足りません。100挙げることに意味があるのです。この本を参考にし、さらにそこに編集のエッセンスを加味して、セミナーを構成してみました。

言語化すると講師ができる

セミナーを開催していていつも思うのですが、参加者の皆さまに何を提供できるかを考えて準備をし、開催するのですが、実は自分のためになっている、ということです。講師としてしゃべるほうが、学びが多いのです。それはまず自分自身のモヤモヤとか漠然としたものを言語化するからですし、それをもとにフィードバックが得られるのですから、一度で2つの経験をさせてもらっている感じがします。でもそのネタは多くの人がもっているはずなのです。

棚卸しの手順は?

昨日実際にやってもらった「棚卸しの手順」を簡単に書いておきます。

1)人よりちょっとできるかも(=平均点以上)と思うことを「強み」と定義します。

2)集中して100個挙げます。50ぐらいでだんだん思いつかなくなってきますが、キツくなっても、余計なことを考えず、ひたすら強みを考えます。今まで「成功した経験」「喜んでもらえた経験」「うまくできた経験」を必死で思い起こすのです。

3)吐き出し先は、Excelでもいいですし、ノートや紙にひたすら列挙してもいいです。

4)100個列挙したら、分類分け、グループ分けをして、自分が得意な分野を把握します。タグ付けするイメージですね。

5)次にその100個をA、B、Cで重み付けをします。Aはかなり強いもの、Bはそこそこ強いもの、Cはまあまあ強いもの、という感じです。

6)重み付けは完全に主観なので、あまりネガティブに考えずに、控えめになることはないです。

7)完成したら、その日付を書いておきます。それを定期的に読む時間を作り、強みを意識してください。その強みを掛け算するとアイディアが見えてきそうです。

8)数ヶ月後にその強みと重み付けを見直し、アップデートします。あまりアップデートできないと、成長や改善がなかったことになるので、反省するいい機会になります。

昨日の様子は、参加してくださった谷町さんがブログでとっても簡潔にまとめてくださっています。ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

昨日はできませんでしたが、「やらないことリスト」の作成も平行して行うと、自分がやるべきことがより明確になるような気がします。こちらのほうがやりやすいと思います。自分ができることよりも、不快なことのほうが敏感で、記憶に残りやすいからですね。

==【昨日の活動・所感】==================

・昨日のセミナーは実に楽しめたし、学びも多かった。皆がシェアできるといいかも。次のレベルのセミナーも考えたい。

・あの雑談のときに、日付を決めたからこういう経験ができた。スケジュール帳とか見始めると動けなくなるし、モティベーションはすぐ消える、やる気も消える。だから人と約束してしまうことが大事。

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