強みの言語化セミナーを先日開催しましたが、そのとき質問がありました。「弱み」と思っていたことも「独自の経験」と考えれば、強みになるのですね、と。本当にその通りだと思います。

苦しんだからこそ役に立てる

まさにその通りだと思います。過去のいやな体験とか苦い思いでとか苦しい環境も、それを乗り越えられれば、今そこに悩んでいる人たちの力になることができます。かつで経験した人のみが、その人たちの役に立てることになるのです。

這い上がった経験が強烈な独自性を生む

それは強み以外の何ものでもありません。出版企画でも、落ちこぼれだった人が難関大学に合格しそのための勉強法本を書いたり、英語で赤点連発していた人が、猛烈に勉強して英語の本を書いたり、ある日突然リストラにあった人が、不動産投資で一儲けしたり、田舎暮らしで悠々自適に生活しているようなライフスタイルブックを出せるのは、かつての苦い経験を強みに変換したからです。精神的に不安定だった人がそれを克服して、自らの経験をいかしカウンセラーになる、といった事例もそうですね。

強み・弱みは相対的で主観的

と考えると、強み・弱みはきわめて相対的なもので、自分の意識次第で変換可能なこととも言えます。よく「過去と他人は変えられない」といいますが、過去は、自分の気持ちの持ち方次第で(意識の中では)変えられるのではないかと思っています。

まとめ

「人生においてムダな経験はない」と多くの人がいうのは、こういうことなのでしょうか。まだまだそういう境地には達していないけれど、プラスに変換できる力は持っていたいと思っています。そのためのポイントは、人の役に立つことなのかもしれません。

==【昨日の活動・所感】==================

・ランニングしながら、あちこちで用事を足す。走っていることをあまり意識せず、用事も済ませられるのは一石二鳥。

・ゲラ読み。また時間がなくなってきた…。

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