会社の仕事はいろいろな前提が整って存在しています。会社員だったときはよくわからなかったのですが、辞めるとこの前提がとってもよくわかります。わかりやすい例を言えば、仕事が多すぎていやで辞めた会社ですが、フリーになると、仕事がなくて困ったりします。

フリーなるとやることがたくさん!?

営業だけでなく、商品(企画)開発も、パートナー選びも、対外情報発信も、パソコンの管理も、仕事場の確保も、交通費の精算も、健康診断もすべて自分でやらなくてはいけません。会社にいたころは、すべて担当部署がやってくれましたし、年末調整もやってくれたので、税金の知識も必要ありませんでした。

編集者としてフリーになる場合の多くが、会社員時代は編集の仕事しかしていないでしょうから、フリーになるといろいろ勉強することが増えてきます。独立後はその勉強に、時間を割く必要があります。本当は会社に在籍しながら、少しずつ勉強しておくのが理想だと思いますが、自分はほとんどできていませんでした。

できるだけ退職後の生活をイメージする

自分の場合は、諸事情で辞める自体が大変だったこともあり、フリーになる準備はほとんどしないで辞めました。辞めたあとは、何もしない期間を作って、マラソンやバイクのトレーニングばかりして(!)、これからの仕事の仕方を考えていました。今考えると仕事から遠ざかったこの期間(3か月)があったのはよかったと思っています(思考のリセットをしないまま、独立準備をしていたら、事務所を構え、人を採用し、あちこち営業し…などということをしていたかもしれません)。当時はいろんな前提をゼロにして、できることから、ひとつずつ…と思っていたことを今でもよく覚えています。

以下はフリーになるときに考えておくべきこと、勉強すべきことがとってもコンパクトにまとめられているいい本です。私は「ひとり社長」の井ノ上さんに教えてもらいました。

会社を辞めると必ず起こること

どんなに準備しても予想外なことは起こります。でも入念に準備することによって、予想外のことは少なくなります。準備は大事です。そして会社を辞めると必ず起こることがあります。会社の看板が使えなくなり、一定収入がなくなることです。当たり前ですが、このことに対するイメージは強くもっておいたほうがいいと思います。

まとめ

もうひとつ言うと、つき合う人も大きく変わります。去る人もいるし、新たに出会える人がいます。今はこの価値観を共有できる人たちとの交流が増えています。人の変化に対する準備も必要ですね。

関連記事⇒ひとりだから、こんなにできる!ーひとり社長の心構え

==【昨日の活動】==================

・8時から渋谷で朝ミーティング。ロードバイクで行く。終わってから神宮球場に行き東都大学野球(青学大×拓殖大)を観戦。途中連絡あり、渋谷で人とちょっと会い、帰宅。

・都内は自転車移動が早いとあらためて実感するのだが、服(と汗)が問題。今日の人たちはぎりぎりセーフ(だと思っている)。

・夕方、アメリカ在住の知人(日本人女性)からブログ経由でメッセージが。最後に会ったのが、1999年。なつかしい。ブログやっていると、こんなこともある。

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