最近は本作りといろんなイベント参加、企画で忙しい。スケジュールを見ているとあっという間に1月も終わりそうだ。好きでやっているだけなのにいろいろ発見があって楽しい。

#ありえないをブームにするつながりの仕事術 のイベントはオンライン・リアルともにいろいろあって相変わらず楽しい。著者は自ら書店営業へ行き、すごい確率で注文をとってきてくれる。異色な書店もあり、こちらも新た学ぶことが多い。とても自然体でこういうことをやっているように見えるのが佐谷さんのすごいところだ。何が違うのだろうか?

先週金曜日は新年会を開催。コミュニティメンバーのひとりが場所を提供してくれた我楽田工房というところが素敵だった。新たに知り合いになった人も多数。そこでも自分の役割は、自分が感じている出版の魅力と、あるべき出版流通を伝えることだと思った。出版業界はとっても複雑で出版に関わっている人はそれぞれ見ている世界が違うからこそ、自分なりの出版観を伝えることだ。そのためにはあたりまえを今一度考えること、今までと違うことをやってみることだと新年会の帰りに強く思った。それにしてもモノを言わない出版人が多い。

UTMF完走講習会は土曜日に2回目(実技1回目)を実施。片道4.5キロの峠を往復するトレーニング。ひとりでやろうと思ってもなかなかできない。参加者は3往復〜4往復をしてもらった(自分は2往復しただけで筋肉痛^^;)。オンラインでのやりとりも活発になってきて面白い。練習報告シートはかなり刺激になり効果がある。スタッフ間ではかなり頻繁にコミュニケーションとっていて、実技終了後にも振り返りのオンラインミーティングをやって今後のススメ方について確認した。前例がないので、ひとつずつ積み重ねるしかない。参加しない人からのネガティブなコメントには一切反応しない。「人のブレーキを踏むな」とは佐谷さんの本の大きなメッセージのひとつだ。参加者の満足度を高めるために全力投球する。来週はオンライン飲み会をやる。日曜日やったヨガイベントについては改めて書くことにする。これはすごい体験だった。

話はかわるけれどふと思ったこと。昨年の後半、とある出版社の経営がよくない、手伝ってほしいと「その出版社の外の人」から言われた。外の人はいろいろお世話になっている人だった。話を聞くうちにただ「手伝ってほしい」というのは表向きの言葉で、実際はひとりやっているちっぽけな出版社に仕事を与えてやるみたいに思っているのだろうなと感じた。断ったら音信不通になった。自分がやっていることは小規模出版社ではなくて、配本出版社とは異質出版社なのだと思った。規模を求めるつもりはまったくないし、自分のやりたいことをやったら皆異質になるに決まっている。それを業界とかルールとか指標でくくりたくなるからそういう表現になるのだなと。今後はもしかしたら自分の中で出版社とか言わなくてもいいときがくるかもしれない。

ある経営者と定例の飲み会をやっていて、いつも相談にのってもらったり、いろんな情報交換しているけれど、その人にこの話したら、そんな思いでこんな大きな話を飲み会でいきなり持ってくるのは失礼な話とバッサリ(というか、もっとひどい言葉であれやこれや…)。どれだけ人を観ているかが信頼関係が決まるし、信頼関係を失うのは一瞬だ。

先日ボヘミアンラプソディーを観たら「破壊と創造」という言葉が頭をよぎった。ありえないことへの挑戦はこの繰り返しだ。それは規模とかスケールとか関係ない。自分の中でそれをどれだけ繰り返せるかに人生はかかっているのだと思った。さて、今週もイベント盛りだくさん。いろいろ進める。

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