著者とタイトルが同じであっても、編集者によってOKがでることもあるし、NGがでることもあります。著者のどこに可能性を見いだすところは違うということです。もちろんごく少数のベストセラーを狙える著者はどこも欲しいとは思いますが。プロ野球のドラフトと近いかもしれないです。ドラフトの上位では、欲しい人材(=大物著者企画)は他社と競合するけれど、そのあとは、高卒の豪速球投手が欲しいのか、若いキャッチャーを育てたいのか、左の野手を補強したいのかなどなど、チームの戦略によって異なるし、欲しい人材(=欲しい企画)はタイミングも大きな要素になります。編集者と知り合いだから、といって本が出せる可能性は高くないと思っているのはそういう理由です。しかも編集者のスタンスは見えにくいです。

今回、塾の説明会をやろうと思ったのは、もちろん塾で何をやるかをお伝えするかが主目的なのですが、ご自身の企画がどの出版社のどういう戦略になろうとしているか、をイメージしてほしいという面もあります。その考え方をお伝えできればと思いました。出版社にとって企画は投資なので、可能性のある投資と思ってもらわないと話は進みません。その意味で、書きたいものを書いてはダメだし、自分の書くべきテーマが投資対象になっているかのイメージも大事かなと思います。

というわけで(?)、説明会のやり方変えました!少人数にしてタダです^^個別の企画に対して、落し込みします。今回は特別かな。

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