ライティングの資料を読み込んでいます。取材のテープ起こしだけではなく、DVDやその会社の資料がたくさんあり、そこからも素材を固めていっているところです。

DVDからキーワードを抜き出す

やり方としては、まずはキーワードを引っ張りだすことです。まずは取材の起こしからキーワードにマーキングします。その人を表す言葉やそのサービスに特徴的な語、転機になったシーンなどをマークしていくのです。DVDからも同じ作業です。パソコンの画面をふたつにして、ひとつはDVD再生用、もうひとつはメモ書き用にします。DVD画面を見ながら、キーワードを抜き出していきます。2時間分のモノが3枚あるので、これだけで6時間かかります。まだ1枚半しか終わっていません…。

キーワードを抜き出したら構成づくりに

キーワードを抜き出してからが勝負です。これからの文字から全体の構成を考えるのです。どういう内容をどういう順番で書けばいいのか、ということです。ここで骨子が固まるので、ヤマといえばヤマです。無数のキーワードに秩序を与える感じでしょうか。構成の中に入らない内容もありますが、そこはあまり考えずにそのままにしておきます。この段階でできるだけ内容をイメージしておくことが大事だと思います。どういう流れにして、どのエピソードをどこにいれるか、などなど。書き始めて、ここに戻りだすと大変な時間と労力のロスになります。これが決まったら版元編集者に送って方向性を共有するつもりです。

構成が決まったら付箋はり

ラフの構成が決まったら、キーワードごとにどの章に使うのかを付箋で貼っていきます。付箋に1(章)、2(章)、3(章)と書いていって、キーワードに貼っていくのです。極めでアナログな方法ですが、これが一番やりやすそうです。ブックライター塾で習った方法でもあります。とにかく分量が多いので、大きな構成の変更は本当に困難です。構成を作るまでが7割で執筆が3割ぐらいの感覚でしょうか。いきなり書くことはもっとも危険です。

最後に

この著者には、既刊本があり、そことの差別化を考えないといけません。だいぶ前にでた本なので、再度掲載したほうがいい内容と、そうでないようを吟味する必要があります。これは目次を見ながら判断します。今回はコンセプトがまったく異なるので、その重複を考えなくてもよさそうです。

==【昨日の活動・所感】==================

・素材固め、企画づくりで1日費やすが、いろいろ前に進む。今週はそういうことに時間をさく予定。今やっている仕事は皆楽しめる。足りないものを教えてもらっている感じも。

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