本を書きたいと思う人は、どういうマインドで書いたらいいのかを考えることがあります。著者からすれば、せっかく書くのだから、自分が満足のいくものにしたいし、社会に貢献できるものにもしたい。そしてやっぱり売れるものを書きたい。そう考えるのは当然です。
だれを救えるか
でもあれこれ欲張るとうまくいかないことが多いです。今、書くときのマインドとして考えているのは「だれを救えるか」です。既存の本ではなく、自分が書くことによって、救える人をイメージしながら書くのです。
想定読者をイメージする
そのためには本の想定読者をしっかり設定しておかなければなりません。具体的な人を思い浮かべながら、その人の悩みを解消すべく書くのです。そういう対象の人が近くにいればいるほど、イメージが正確にできます。
自分の視点で自分が書きたいことは書かない
もちろんこのイメージだけですべての本が書けるわけではないと思いますが、自分が書くもので救える人や救えることを考えると、基本的には人が書かないことを書かないといけないし、既存の本ではない構成を考えなければいけないし、どこまで書けばいいかなど考えることが多いはずです。この際に裏のテーマは、「自分の視点で自分が書きたいことは書かない」ということでもあります。もちろん自分が書きたいことが相手視線だったらいいのですが。
最後に
書き慣れている人は、すぐに相手の視点で書くことができます。打ち合わせでの「◯◯のタイプの人に必要なこと」とか「◯◯で困っている人は多い」などの会話になることが多いです。これも「救える視点」だと自分は考えています。
==【昨日の活動・所感】==================
・朝Skypeミーティング、夜電話ミーティング。夕方、大学生から取材される経験も。
・長く抱えていた企画がどおり、ホッとする。でもこれからが本番。