先週の土曜日から通っている上阪徹さんのブックライター塾。一番印象に残ったのは、読まれない前提で書け、ということでした。読者は忙しいもの。よっぽど興味を示さないと読まないものだし、まして1500円を払ってもらえないというのです。おもしろいと思うものや役に立つことしか、人は読んでくれないと思ったほうがいいでしょう。以下、伝わる文章を書くために必要なことを自分なりにまとめてみました。

読んでもらえる資格を得る

そのためには、まず人が耳を貸してくれる条件が必要です。それは人であったり、テーマであったり、、アプローチであったり、理由はさまざまだと思いますが、読者にベネフィットがないとまず手にとってくれません。まずは実績やプロフィールなので読んでもらえる資格を得ることです。逆に、信頼している人の本は無条件に読みたくなります。

相手の立場を徹底的に想像・推測

次に、伝えるには、相手の立場を知ることが大事です。相手の気持ちはわからないものですが、推測はできます。というか、推測とか想像し続けるしかありません。複数の相手を出来る限りイメージすることで、書くべきこと、いうべきことが定まってきます。

比喩を有効の使うためには日々に意識から

言いたいことをすぐに伝えたり、わかりやすく伝えるには、比喩が求められます。話がうまい人や文章がうまい人は必ず比喩を入れています。同じジャンルで比喩を入れても効果的ではないので、まったく関係ないとおもわれるところに共通点を見出すといった、日々の生活の中から比喩のネタを探す意識が大事です。

比喩の次は具体例

比喩が伝わらないとか、見つからない場合は、具体例・体験談を入れるといいかなと思います。なぜそう思ったのか、原体験を入れれば伝わるはずです。これも日々の生活の中から具体例になりそうなものを収集しておくことが大事になってきます。

最後に

これは書くときとか話すときだけではなく、仕事一般に必要な知識・習慣と言えそうです。伝えたいと思っていることが実は伝わっていない、あるいは誤解されている可能性は常にあるものです。そこに敏感になることで、伝える力が高まるはずです。
==【昨日の活動・所感】==================
・企画書制作の1日。2本完成。試行錯誤しつつ、1ヶ月以上かかったけれど、よい案ができたはず。

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