今、大人気のこの本を読んでみました。
フランスに行ったこともないし、あまり興味もないけれど、30万部売れているらしいので、手にとってみました。知人が図書館で借りようとしたら、60人待ちだったらしいです。
原著のタイトルはLessons from Madame Chic
原著のタイトルがLessons from Madame Chicという地味なタイトルであることに、まずびっくりしました。翻訳書の目次はこんな感じです。
◎目次 Introduction 日常が突然、特別なものに見えてくる
Part 1 食事とエクササイズ
Capter1 間食はシックじゃない
Capter2 食べる喜びを我慢しない
Capter3 面倒がらずに体を動かす
Part 2 ワードローブと身だしなみ
Capter4 10着のワードローブで身軽になる
Capter5 自分のスタイルを見つける
Capter6 ノーメイクみたいにメイクする
Capter7 いつもきちんとした装いで
Capter8 女らしさを忘れずに
Part 3 シックに暮らす
Capter9 いちばん良い持ち物をふだん使いにする
Capter10 散らかっているのはシックじゃない
Capter11 ミステリアスな雰囲気を漂わせる
Capter12 物質主義に踊らされない
Capter13 教養を身につける
Capter14 ささやかな喜びを見つける
Capter15 質の良さにこだわる
Capter16 情熱をもって生きる
もっとのも惹きのある内容をタイトルに
この中から惹きのあるタイトルにするために、あれこれ考えたはずですが、翻訳書のタイトルを『フランス人は10着しか服を持たない』としたのは、結果的に大きな成功の要因だったと思います。ちなみに以下は原書のアマゾンページです。
印象的なタイトルづけ
内容はツッコミどころ満載という感じですが、これも含めて本の魅力になっている感じもします。国民性の違いが対照的に描かれているのがいいのかもしれません。ただ読み終えて思うのは、内容よりタイトルのことでした。自分だったらこのタイトルは思い浮かばないです。う~む。想定読者をかなり絞り込んで、刺さるキーワードをタイトルにした様子が推測できます。でもこれって結構勇気のいることだと思います。
最後に
近藤麻理恵さんの本(『人生がときめく片付けの魔法』)が英訳されています。こちらは、原著のタイトルを英訳した感じですね。