最近、著者も自分の本を売る時代になってきたなと思っています。売るといっても売り込むイメージではなく、自ら情報発信して、本の内容をお知らせするという感じです。どれだけ露出できるか。それを必死でやっている人とそうでない人とは大きな差が出そうです。出版社が頑張って営業や広告をしてもリーチできる範囲は限界があります。新聞購読者は減っているし、書店も激減しています。2000年から7000軒の書店がなくなったという統計があるほどです。

どういう経路で本の存在を知るか

本の存在を知るきっかけは、書店店頭やアマゾンの検索、新聞の書評だけでなく、ほかの人のブログやSNSで知ることも増えました。特に自分の価値感が近い人がオススメしている本は読んでみたくなったりします。考えてみれば、1日に200点もの新刊が刊行される時代。店頭で目にする書籍は一部といえます。売れ筋を知るためとか予期せぬ本の出会いを求める場合は、店頭がいいかもしれませんが、自分にあった本を知るには、自分の近い人が発信しているウェブ情報から得られるケースも多いです。

著者が持っているコンテンツをwebでも展開

本を1冊書ける著者は、ふつうに考えればかなりのコンテンツホルダーです。それもまとまったコンテンツをもっているから、本が書けるのです。そのコンテンツをウェブ上で発信することは、普通の人からすればかなり容易なはずです。

最後に

著者でなくても、情報発信したもの勝ちかもしれません。短期的にはプラスにならないかもしれないですが、マイナスにもならない。発信するからこそメディアリテラシーも身につくのだと思います。

==【昨日の活動・所感】==================

Skypeコンサル。 マーケットを見つつ、書くべきテーマを模索中。書けるテーマではなく書くべきテーマを探す。守破離の意識も大事。

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