本にするためのネタ探しをしている時に、本ばかり読んでいてもすすみません。ネタは本人の中にあるからです。まずは自分の中にどれだけコンテンツがあるかどうかをするところからスタートします。

ネタ探しをするためには

そのためにはたくさん書く必要があります。自分の経験を丁寧に書き起こしていくのです。この作業の信念は「ネタは自分の中にある」というか「自分の中にしかない」だからです。それまで十分な業績を出してきた人であれば、ネタは豊富にあるはずです。ただ、それに気づいていないだけです。

ネタは自分の中にしかないからこそ…

もちろんアイディアや着想は、ほかの本を読むことによって得られることがたくさんあります。類書研究もすべきです。でもそれは、一義的には編集者なりプロデューサーの仕事です。書くべきことが明確でないのに、本を読んでいても進みません。

ひたすら量稽古のとき

さらに書くときのポイントは「量を書く」です。ひたすら量稽古です。どんな領域でも、量をこなすことでしか得られないことがあります。地味でなかなか結果が見えないからこそ、それをやる意味があるのです。

量は力

さきの過去の振返りも、「量は力」だと思っています。たくさん書けばかくほど、気づくことも多くなり、思い出すことも増えます。徹底的にやるかどうかで、ネタの掘り起こしの質が決まります。

最後に

このもうひとつのメリットは、自分のことは自分しか書けません。書く練習のための格好のテーマとなります。あるテーマを他の人に見せなければならないと思うと、文章を書くにもハードルが高くなりますが、下準備として自分のことを書くのは、だれもができることです。それによって、書くことへの抵抗感がなくなればいいと思っています。
==【昨日の活動・所感】==================
・仕事以外で集まったフリーランスの男性3人でランチ。分野はそれぞれまったく違うが、情報交換や悩みも共有できてよかった。定期的にやることに。

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