相手のことを考えて書かないと伝わらないと思っていながらも、いざ書こうとすると、自分が書きたいことを書いてしまっています。自分が書いた文章をだれが読むのか?と考え、情報を集めて文章を練っているかどうかが、文章の仕上がりに大きく影響します。

読み手の関心と書き手の期待のズレを忘れない

文章を書く人は、「説明したら読んでくれる」とか「説明したら納得してくれる」とか「いいことかけば買ってくれる」と思いがちですが、そう簡単ではありません。読者は、文章を書く人が期待するほど、文章を向き合ってくれるとは限りません。仕事の文章だとしても、ざっと目を通して、要点だけ掴めたらあとは読みません。その要点がわかりにくいとストレスを感じます。

読者に向けて…では不十分

だからこそ、誰の読んでもらえるかを考えることは必須です。「読者のことを思って…」「読者にわかりやすいように…」というだけでは不十分です。「どんな気持ちでいる読者に対してか」とか「どんなことを疑問にもっている読者か」などを明確にする必要があります。

想定読者の属性を明らかにする

想定読者を明確にして、その人たちのライフスタイルとか世代特有の働き方とかその人が持っている価値観とか、関心事などをできるだけはっきりさせておきます。すべてのメッセージはこの人(たち)に向けるつもりでないと、刺さる言葉は発信できないです。

最後に

といいつつ、つい自分が書きたいことを書いてしまいがちです。文章は自分で考えてはいけなくて、書くべきことは相手にある、ぐらいに考えておいたほうがいいような気がします。とはいえ、読者にどう刺さっているかを知る機会は意外に少ないのがネックです。
==【昨日の活動・所感】==================
・体調をくずしている友人が多い。そのことを素直に言えて、脱出法をシェアするのは意味あることだと思う。
・午後用事があったので、ランニングで。片道7.5キロ。いい天気で気分よい。

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