尖った本を作るときに配慮すべきこと

尖った書籍を作るには、著者側に覚悟が求められます。事前段階で、打ち合わせを重ね、議論し、企画を固めたとしても、執筆の段階で、葛藤が生まれるというのです。「こんな内容書いていいのだろうか」とか、「この内容に賛同してくれる人はいるのだろうか」とか、「同業者から何と思われるのだろうか」などの想いがよぎると、ある著者は言っていました。

企画段階の葛藤をどうサポートするか?

企画の段階で、「そこまではちょっと書けません」という話になることも多々あります。それはどうしてなのか?を掘り下げることになるのですが、話をしていくうちにどこかで覚悟が決まる人は、そのマインドで企画を考え始めます。そうすると、今までになかったアイディアがどんどん出てくることにビックリすることもあります。

ちょっとした覚悟が企画のスパイスになる

だれもが尖った書籍を作るべきとは思わないけれど、ちょっと覚悟を決めれば、スパイスの効いた本になるのにな、と思うことがあります。ただ、傍目からすればそこまで大きなことなのかな?と思っていても、著者にとっては、心理的に大きなブロックとなっていることもあります。そこを一緒に乗り越えることが自分の仕事だと思っています。

最後に

自分が乗り越えられない壁を容易にこなしている人がいます。相手からすれば「何がそんなに難しいの?」と言った感じです。「大変だよね〜」と一緒に嘆いてくれる(?)人よりも、こういう人の存在はありがたいです。何かに行き詰まっているときは、それを日常にしている人に相談するのがいいのかも?とも思います。
==【昨日の活動・所感】==================
・ライティングの仕事をしてから、午後コンサルに。話は、新たなビジネスのネタに。テーマは、「尖る」とは真逆の「一般化」。

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