企画書には編集者の心を動かすための材料をすべて入れ込まないといけません。ただそれだだけやっても、動かないことが多いです。
企画書に入れるべき項目
企画書には以下の項目を書くのが一般的です。
1)【仮タイトル】
2)【仮サブタイトル】
3)【仮キャッチコピー】
4)【著者名】
5)【著者プロフィール】
6)【企画内容】
7)【企画背景】
8)【読者ターゲット】
9)【類書】
10)【体裁】
11)【脱稿予定】
12)【その他】
中心は6)【企画内容】になりますが、ここを書くときに気をつけるべきことがあります。
企画のよい点だけをあげても…
著者はもちろん編集者でさえも、出版したい思いから、この企画のよい点、メリットだけを挙げがちです。企画のよい点をアピールするするのは当然のことなのですが、なぜその企画がよいのか、冷静な分析も必要です。
なぜ今までこの企画がないのか
これを考えるときにキーになるのが、「なぜ今までこの企画がないのか」を考えることだと思っています。これを考えることで、ユニークなのは、時代性なのか、タイミングなのか、切り口なのか、などなどできるだけ分析して書き込む必要があります。必然的に類書のリサーチが必要になります。
最後に
というのは、自分がやりたいと思っていたことは、ほかの人がすでに同じようなことを書いている可能性が高いからです。せっかく書こうと思ってもすでに市場にあるのでは、企画になる可能性はありません。書きたいと思う気持ちはもちろん大事ですが、「なぜ今までこの企画がないのか」を考えることは大事です。
==【昨日の活動・所感】==================
・今日でブログ550日目。書けば書くほど、書くことは出てくるようにはなったが、うまく書けるかどうかはまったく別問題。心が落ち着いていないとうまく書けないし、集中して書かないと、直したくなる文章が多くなる。