世の中には成功談があふれているけれど、本質的にはうまくいかないときの
話のほうがその人の本質を知ることができると思っています。「そんな時期ない」
といっている人は、「そんな話はしたくない」と思っているのだと解釈しています。
つまり人生の中でうまくいかない時期とはなにかを学んでいる時期なのです。
挫折後に見つかる書籍のテーマ
書籍のテーマになっているものも同じで、
そのテーマについて長い間それを手がけている人もいますが、
意外と何かの挫折のあとに見つけたテーマだったりすることも多いです。
失敗から何かを学んだということになるのでしょう。
つらい時期を話のネタにすると
人とはなしをするとき(特に企画ネタを探している段階は)
つらい時期に学んだことを軸にして、人生のマイナスを肯定するところから
話をしてもらうと、話が大きく展開することがあります。
この手の話をするのを心底嫌がる人は少ないのかもしれません。
最後に
自分の失敗を「誰かに伝えたい」とか「若い人いは失敗をしてほしくない」
と思う気持ちは自然なのではないかと思っています。今一緒に本づくりを
している人は、ご自身が10年かかって気づいたことだと言います。
そんな無駄な時間を過ごしてほしくないから、本を書きたいとのこと。
過去の自分を救いたいと思っている人も多いように思います。
==【昨日の活動・所感】==================
・あるベストセラーを読んでいるが、その良さを感じられないでいる。そもそもその分野の知識がないのに、ベストセラーだからという理由で読んでいるからだと思う。
・自分のように、なんにも予備知識がない人が感じたことをAmazonに書き込んだら、それは正当な評価ではないと思う。そもそも読む段階ではないということかもしれない。
・そもそもこういう人を巻き込まないとベストセラーは生まれないのかも。だから売れる本には賛否のコメントが飛び交うのだ。