文章を書くときは、ひとりです。自分の世界をつくり、自分を見つめ、思考をめぐらし、適切な言葉や表現を探し続けます。心が落ち着かないとうまくかけません。

自分の世界に閉じこもったあとは

自分に向かい続け書き上げたら、数日寝かせて再度読み返すことが必要です。時間をおくことで、客観的に自分を見ることができます。結果として手直しや修正をすることも多いと思います。

人の意見は一旦すべて受け入れる

その段階が終わったら、今後は、人に読んでもらうことが理想です。批判もほめ言葉も、一旦すべて自分の中に取り入れる姿勢が必要です。ポイントは「一旦とすべて」です。予想外のコメントや意見をもらったとしても、無意識的に排除ぜせず「一旦すべて受け入れる」のです。共著の場合は、他の著者からのフィードバックはより重要です。

受け入れたあとは、すぐに決断

一旦受け入れたあとは、「すぐに決断する」です。すぐに決断できるところとすぐに決断できない部分もありますが、すぐに決断できなくてもちょっと考えておいて、先に進むことが大事です。そのことによって、脳の中に引っ掛かりができます。この引っ掛かりが、ふとした時に決断するためのヒントになったりすることがよくあります。

自分を開放するとき

とはいえ、この過程が結構厳しいです。が、自分の閉じこもっていた世界を客観的に見るためにはこのプロセスは必須です。自分で何度も読み返すことも必要ですが、他者から意見をもらうこともとっても大事です。書いたものをどれだけ開できるかがポイントになります。

最後に

このプロセスは編集もまったく同じです。編集者もホントはいろいろなフィードバックをもらったほうがいいはずです。自分が見えていなかった視点が見えるはずです。こもって執筆するときも開放して意見をもらうときも「徹底的に」やることが質をあげるのです。

==【昨日の活動・所感】==================
・午後、3時間の打ち合わせ。夜は、著者のセミナーに参加。中身濃かった…。参加者も納得のはず。こちらもとっても勉強になった。

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