書店に行くと、ピケティの関連本が並んでいます。

書籍に加えて、雑誌でも特集をしているものもあり

まとめて並べておいて、ピケティコーナーを

作っているところもあります。

関連本を見てみると

書店で関連本をパラパラ目をとしてみると、

「とりあえず作りました」感がにじみ出ているものが

あります。実際に制作した現場は知る由もありませんが、

手にとった人にそう感じさせてしまうのは、マイナスです。

関連本がブームを作る

ある特定の本のブームは、その本だけの力だけではなく、

関連本の多さが作り出しています。アドラーもそうです。

ハリーポッターもそうでした。オリジナルの本のブームに

あやかろうという版元の思惑が、さらなるブームを作り出しています。

そこには、その本のオリジナリティというよりも、然るべき

タイミングで(というよりできるだけ早く)出すことが求められています。

ネットかオリジナルか

エッセンスであれば、ネットを見ればたくさんでてきます。

もちろんその正確性は判断する必要があります。

それを含めても個人的にはそれを読むか、

オリジナルの本(ここでは『21世紀の資本』の

日本語訳)を読むかという選択肢しかありません。

こういう大著こそ、難解でも分厚くても自分で読むことが

大事なのではないかと思います。

解説書に書いていないところでひっかかる箇所が必ずあります。

解説書は解説書を書いた人の解釈を読んでいるにすぎません。

それよりその本に対する自分の感覚を研ぎ澄ましたほうがよいと思っています。

最後に

ピケティの本はフランス語から英訳されたときに

ブームになった感じがします。

その勢いをうまく日本に持ち込んだといえるでしょう。

「21世紀の資本」は自分も買ってしまっていて、

積ん読状態になっていますが、解説本を買う気になれずにいます。

==【昨日の活動・所感】==================
・招待してもらったセミナーに参加。講師の話より、参加者との出会いが楽しめた。最近、知り合う人はホントにフリーの人ばかり。こんな仕事あるのか?という仕事をしている人も。好きなことが仕事している様子。皆悩みながら。
・いろいろやることがあり、やるべきことがなかなか手につかない。焦る日々。

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