言うまでもないことですが、新しいことを学ぶときには、基本が大事です。基本を学ぶ続けて、初心者の域を脱すると、「できる」感とか「できてきた」感が漂います。そういうときこそ要注意です。基本を忘れている可能性があります。

できるようになったときが要注意

編集をやっていてもそう感じるときがあります。仕事をし始めたころは、先輩に教えてもらい、関連書籍を読み、「順番」や「方法」を学びます。時間もかかります。ひとつひとつのステップをドキドキしながら、進めていた記憶があります。そんな時期をしばらく過ごすと、人に聞かなくても、本を読まなくても、とりあえずできるようになります。時間も短くなり、ひとつひとつ確かめなくても進められます。

時間がないと基本を飛ばす

ただ、時間がないと、基本をおろそかにする可能性が高いです。力の入れどころがわかると、常に全力投球しなくなります。ただ基本を飛ばすと大事故になる可能性があります。自分はかつて、校了したあとに、大きなミスが判明し、刷り直しをしたことがあります。編集者としては青ざめる瞬間です。すべての仕事を中断し、その対処に追われました。猛烈にショックを受けながら、その対応に向き合うのは何度思い返してもツラい思い出です。

基本に軸をおきながら

その原因を考えると、完全に基本を飛ばしています。時間がないからといって、数ページ分、校正者にチェックをお願いしなかったのです。忘れてしまったのではなく、「大丈夫だろう」と思って渡さなかったのですから、より反省すべきです。こういう経験があると、基本は大事だと思うのですが、一番始めに学んだ基本の意味とは、別次元のこととして身体に染み付きます。そう考えると、基本から抜け出して応用へ進むのではなく、基本に軸を置きながら、応用に踏む出し、基本の意味を常に感じるのがよいのではないかと思っています。基本から得られることは都度変わるはずです。

まとめ

年末の休みは、基本に向き合うのに、いい時間と思っています。自分がやっていることはそもそもなんなのか、基本をはずしていないか、手順は大丈夫か、などなど自分の仕事を振り返りたいと思っています。

==【昨日の活動・所感】==================

・午前中、横浜で打ち合わせ。午後6時からSkypeミーティング。これでほぼほぼ仕事が終わる。風邪気味。疲れが出たかも。早く寝る。休みは、ゆっくり本を読みたい。

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