「自分の身の回りの起きていることはすべて自分の責任である」と思うようになってから、感情のブレが少なくなりました。もともとは短気なほうで、特に若い頃は、自分でもどうしてこんなにイライラするのだろうか、と思うこともありました。

言葉の裏を読む

最近、特に思うのは、相手が言葉に反応するのではなくて、その源を見るようにしています。「なんでこんなことを言っているのだろうか」とか「なんでこんな行動するのだろうか」という視点です。こちらにとっては快適でないことでも、相手にそう言わせている原因は自分にあるかもしれない、ということをまず先に考えるようにしています。

感情の源を探る

正しいことを言っているから、伝わるわけではありません。言葉を発するときにも受け取るときにも必ず感情があります。いい意味でも悪い意味でのその感情のブレに敏感になるということです。相手の感情に敏感になるには、まず自分の感情のブレに意識を向けないといけません。自分の感情を自覚できると相手の感情にも意識が向けやすくなります。

主体的に生きるの意味

今、「主体的に生きる」ことの意味をどう伝えるかが、ある著者との間でテーマになっています。別の人は「当事者意識を持つ」などと言います。文字で書くのは簡単ですが、どう伝えるのかを考えるのは難しいです。その打ち合わせのなかで、「感情の源の意識を向ける」というキーワードがあがってきたのです。

「投影」を理解する

自分が人を嫌うのは、その人の問題ではなくて、そういうタイプの人を「自分が」嫌いだから、その人を嫌いになるわけです。自分は嫌いでも、ほかの人は嫌うわけではないことを考えると、こういう結論になります。つまり、この人が嫌いだという感情は、極めて自分の問題なのです。

まとめ

今、企画しているのは、マーケティングの本なのですが、なぜかこんなテーマも含まれています。もっともっとこのテーマを深掘りして、どうマーケティングにつなげるか、つながるかを考えたいです。著者が多忙なこともあり、時間がかかりそうな気もします。

==【昨日の活動・所感】==================

・初めての朝会に出席。多くの人と話すことができた。始動が早いと1日が長く感じる。

・本を書きたい人は意外に多い。自分がコンテンツホルダーであることを自覚してもらい、著者にすることが自分の仕事。ただ引き受けられる人とお互いのために引き受けてはいけない人がいるのも事実。

・夜、ちょっとあまり気分のよくないメールが来たけれど、相手のその源を探ってみる。そう言わせている原因を考えてみる。そう考えると、不思議とネガティブな感情は消える。

 

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