人とコミュニケーションをしているとき、ユーモアのセンスって大事です。単に相手を笑わすということではなく、自分が伝えたいことをよりはっきり伝えるために、あるいは言いにくいことやシリアスなことも相手が心を閉ざさずに伝えるために、必要なのです。さらに相手の気持ちをリラックスさせたり、相手の心を素直にすることができるスキルだとも思っています。最近こんなことを考えていると、このスキルに長けている人が身近にいることにも気づき始めてました。

伝えるためのセンスとは

ただこれはセンスが必要です。正しいことだから言えばわかるというのは、メッセージを発信する側のおごりだと思っています。相手にどこまで心を開いてもらい、その人の感情にどうやって訴えかけるがの視点が必要です。ただ、まずは自分の気持ちを伝えたいという気持ちがないと、ユーモアだけ磨こうとしても効果がありません。

本当に書きたいことかどうか

本を書く時も一緒で、本当に伝えたいと思っていることでないと、わかってもらおうとする気持ちも弱くなります。なんとなくいい話だからとか、知っておいてもらったほうがいいことだからぐらいの気持ちだと、言葉の力が弱いなと思うことがあります。それはブログを書いていても思うことなのですが、書くことは、こういう気持ちと向き合うことでもあります。

書き方を学んでもかけるようにはならない

文章の書き方を学んでもうまく書けるようにならないのは、本当に書きたいことではないからかもしれません。一般化すると、スキルだけ求めてもダメで、心のあり方が問われているということなのかもしれません。逆に言うと、書き手の心が分かる文章は、スッと読者の心に入ってくる感覚があります。

まとめ

メディアが多様化して、読むもの、目の前を通り過ぎる文字が多いからこそ、心を伝えることは大事です。もちろん論理的思考も大事で、そこがあっての心の動きだとは思うのですが、論理的思考だけでは伝わらないと思っています。

 

==【昨日の活動・所感】==================

・ランチームの仲間と計10人でつくばマラソンに参加。天候にめぐまれた上、超フラットなコースで記録が出やすいはずなのだが、30キロすぎで足を使い果たし、大失速。結果は自己ベストには遠く及ばない4時間14分。

・こんなにキツいことはもうしたくないと思うのだが、なぜか気持ちは次の大会へ。今シーズンはあと4回フルに挑戦。どこまで走れるか。

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