会社にいたときもそうだったのですが、今も、初めて本を出す人のお手伝いをしたいと思っています。経験や実績がないから企画通しにくい、と嫌がる編集者も多いのですが、著者からすれば、初めての著作は大きな意味を持っているはずなのです。人生が変わることもあります。そこに携われるのは、ありがたいことです。
出版経験がなくても可能性大
企画を立てるときに、経験がないことはさほどマイナスにはならないと思っています。ただブログやメルマガなどパーソナルメディアを持っていることが前提になります。ブログに多くのPVがあったり、SNSで多くのフォロワーがいたりすると、編集者はその内容をみて、企画を立てる時代になっています(もちろん編集者に自分のメディアに気づいてもらう作戦は必要だと思いますが)。著者のパーソナルメディアを使わせてもらって、少しでも売れる可能性のあるものを作りたいというのは編集者の共通の思いのはずです。
ブログが出版につながる
自分もある人のブログをずっと見ていて、あるときに声をかけさせてもらったことがあります。その人にとっては初めての出版でした。大量にプリントアウトして、マーカーを引いたり、付箋をつけたりしたものを打ち合わせのときに持って行ったら、びっくりしていましたが、その人は、ブログから本の企画になると知ったことにも驚いているようでした。
1冊目の売れ方が大事
1冊出版しても、その本が売れないと、2冊目が出しにくいという側面があります。他社から出版した本でも、ある書店のPOSデータを見れば、どれだけ売れているかはすぐにわかります。その数字が今ひとつだと売れない著者と判断されかねません。だからこそ1冊目が大事とも言えます。
まとめ
今とても売れている著者と先日話をしたのですが、そのときも、初めて本を出したときの編集者の話とその出版社の話がでてきました。声をかけてもらったことにとっても恩を感じていました。一冊目の本は、それだけ印象深いのだと思います。
自分自身、0から1(=新しい世界、新しい経験)を求めて、この1年、コンサルやセミナーを数多く受けてきました。いろいろ課題が見つかりましたが、それを克服すること、新しいことを始めることは相当困難です。だからこそ、自分がやれることは全力で取り組みたいと思います。
==【昨日の活動・所感】==================
・3人でやるトークイベントの告知。まったく別々の仕事をしているが、3人の共通点は、ひとりで仕事をしていること。ひとりビジネスの楽しさを伝えたい。詳しくは⇒雇われない、雇わない生き方〜ひとりビジネスがおもしろい〜
・時間の使い方もお金の使い方も仕事の選び方も試行錯誤。移行期はどれもかなり混乱する。