かつては2兆5,000億円という巨大市場だった出版市場(書籍・雑誌合計)も、2009年に2兆円を割り込むと、2012年には約1兆7,240億円にまで縮小しています。

そんな紙の書籍が下降するなか、頭角を現してきた電子書籍。2010年が電子書籍元年とも言われましたが、当時は話題先行に終わった感は否めませんでした。しかし、Amazonが2012年から手がけている「キンドル・ダイレクト・パブリッシング(KDP)」は、本格的にその時代がやってきたことを予感させます。

KDPは、Kindleで出版するためのサービスです。自費出版のようですが、著者の持ち出し分はないので、自己出版とでも呼べば言いでしょうか。
手続きは、まず「KDP」でアカウント登録した後、原稿のテキストデーターをKindleのファイルフォーマットに変換。そのファイルをKDPにアップロードして、「Amazon」の審査に通過すれば、48時間以内にブックマーケットにアップされます。所要時間は約5分。費用はナシです。

さらにボリュームや価格の設定も自由。売れるとAmazonから印税が支払われます。通常は、販売価格の35%。

出版社も編集者も通さない、中抜きの出版構造が出現です。紙の制限から解き放たれた電子出版。多くの可能性を秘めていそうです。

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【昨日の活動】
・企画の詳細検討(数本)
・加圧トレーニング

【1日1新】
・田園調布イタリアン
・ボディーワークのクラスに参加

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