最近、いろんな局面で増やすことより減らすことを意識しています。たとえば身の回りのモノです。
モノが自分の心にのしかかる
モノは気づかないうちに、どんどん溜まっていて、気づかないうちに自分の心の重くのしかかってきます。見るとそのモノと対峙しなければいけないので、できるだけみないようにしたくなります。欲しくて買ったはずのモノなのに、です。
ためない生活がいいかもしれない
現代社会の中で生活していると、有ることが是とされる価値観が無意識に染み付いています。人間関係でも、仕事でも、モノもあればあるほど、いいと思ってしまいます。でもそんなに増やしてもそんなにいいことないかもしれない、と最近思っています。お金はためたほうがいいかもしれないと思いつつも、高い報酬を得ている人はものすごい勢いで使っている人も多いですね。その勢いが充実感を高めるのだとも思います。
つながりのある人とモノを大事にする
むしろ自分は、自分とつながりのある人やモノを徹底的に大事にしたいと思っています。仕事も量を受けるのではなく質を求めたいです。そういう気持ちになったのは最近かもしれません。量を訴える文言にもビジネスにもまったく響きません。
自分の世界観が明確になる
そう思えるようになったのは、自分の今の仕事が成功しているからではありません。でもいろいろな人の教えや内省をしていたら、自分自身がそういう価値観を持っていることにようやく気がついたということです。近藤麻理恵さんの本のように、いろんなことを減らすことに「ときめく」まではいかないけれど、今は「これしかない」という感覚を持っています。この4月から大学の講師をやめたことでこう思えたのかもしれません。
最後に
片づけブームのはしりとなったのは、『捨てる技術』(宝島新書)という本だったと記憶しています。調べてみると、2000年の本なんですね。でも当時は、なんだかつらいな、という記憶しか残っていません。そう考えると、断捨離とも違って、「片づけ」と「ときめく」をリンクさせたことが、こんまりさん本の大きなポイントだったのかもしれません。
==【昨日の活動・所感】==================
・上阪徹さんのブックライター塾最終日。本当にいろいろなことを学んだ。授業でやってないことをまず課題でやらせて、そのフィードバックを授業でやる方法はやる気のある人にとってはとっても効果があると思った。格闘している時間がながいほど、気づきが多い。