学内の就職ガイダンスや説明会などがそろそろ始まってきて、大学3年生は就職活動が気になりだしてきています。毎年、この時期になると欠席は多くなるし、バイトも減らさないと…という学生もいます。

圧倒的な少数の選択肢から選んでいる意識

この大学に説明会にやってくる会社は550社ぐらいだと聞きます。大変な数だと思いますが、大半の学生が、そのなかかから就職する会社を選ぶことにも違和感を感じます。そもそも大学や就職フェアに出向いて、学生を採用しようとする企業は圧倒的に少数派です。ほんのわずかな情報をもとに就職する会社を選んでいることになります。

簡単に入手できる情報は使えない?!

ただ、学生はそれがどれだけ少数派かということは知ろうとしません。近くにある情報のみを信じて自分に合った会社を探しがちです。もっと言うと、就職情報を扱っている会社が、情報の非対称性を利用して、ほかの情報はあえて流さないとも言えるかもしれません。だからこそ、簡単に手にはいる情報のみで判断してはいけないわけです。

働き方の多様性を知る努力

「世の中、こんな職業あるの?」「こんな仕事で生活成り立つのか?」などと思う仕事がたくさんあります。この歳になってもそう思うわけで、仕事の深さというか幅の広さを、できるだけ知っておいたほうがよいわけです。大学や(もしかしたら)親も、名の知れた会社に就職したほうがよいと思っているはずですが、それが本当に自分に幸せをもたらすのかを考えたほうがよいと思うのです。

まとめ

とは言っても、初めて働くときには、わからないことだらけです。先を見て…とか何が幸せか…などと言われてもピンと来ないことでしょう。でも人の話を聞いたり、本を読む等をして、自分が考えてもみなかった仕事や働き方を知る努力は必要だと思います。高い競争率をくぐり抜けて入った会社でも辞めてしまったり、ココロがやんでしまったりすることと、働き方の多様性を知らないことには何か因果関係があるような気がします。

 

==【昨日の活動・所感】==================

・大学授業。少人数のクラスはかなり濃い授業ができる。ただ進みが遅い。夜はスカイプミーティングのあとランニング。

 

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