実績や成果を出している人たちを見ていると、とてもシンプルな原則や理念やビジョンを立てて、それを徹底的にやっています。ビジネス書では、そのシンプルな原則の伝え方がポイントだと思います。
成功している人の理念をどう伝えるか
結果が出るのは、その理念に基づいて行動しているからであって、高尚な理念を立てても結果がでないことは頭ではよくわかっています。そのシンプルな原則は、だれもがよく知っていることなのです。当たり前ことと言っていいかもしれません。
徹底的に実践しているから結果がでる
そしてその行動も徹底的にしています。例外なしです。徹底さをどう伝えるかもかなりキーポイントです。そもそも実践している人は、その「徹底さ」についてはルール化していることは少ないからです。「挨拶をしましょう」「掃除をしましょう」も、言ってしまえばそれだけのルール。小学生のときから言われていることです。それをどこまで徹底的にやっているかを伝える必要があります。言い換えると、シンプルなメッセージ=質に大量の実践の両方を伝えるということになるかもしれません。
複数の書籍があるときには
しかも複数の書籍をすでに出している人は、要注意です。本によって内容を変えることを意識している著者はいいのですが、そういう人は多くはなく、日ごろ実践していることを書こうとすると、どうしても似てしまうのは、当然のことです。著者が望んでいれば、それはそれで問題ないとも言えますが、作り手としては、やはり違った切り口を見せなければと思います。
最後に
売れる本が出ると、その本と似たような本が出始めます。出版社の戦略としては、「アリ」なのかもしれませんが、著者がそれにすべて答えようとすると、ネタは消耗するし、著者自身疲弊します。長い期間本を出し続けるには、やはり書くべき内容は、自分が決める必要があると思っています。
==【昨日の活動・所感】==================
・徹底的にやることの大事さを学ぶ、と同時に、皆が足並みを揃えて実践することが大事も痛感。企業経営はホントに大変。