最近、コミュニティの作り方が自分の中でのキーワードになっています。会社員時代は、会社に属することが当たり前でしたが、会社をやめると、基本がひとりなので、どのコミュニティに属するのかを意識します。ただ、コミュニティは「属するもの」と無意識的に思ってしまっていることの危険性を『世界のエリートはなぜ哲学を学ぶのか?』(SBクリエイティブ)は指摘しています。
コミュニティにどう関わるか
同書によると、コミュニティは、3つの関係があります。第1段階・コミュニティに属する→第2段階・コミュニティに貢献する→第3段階・コミュニティをつくる。第1段階と第2段階の差は、受動的か、能動的か。貢献するからこそ、コミュニティの一員という意識が必要だと説いています。「なんらかの形で自分が属するコミュニティに貢献しようと実際に行動する。それがコミュニティを動かす原動力です」。
エリートはコミュニティを自らつくる
そしてエリートは、コミュニティに貢献するだけにとどまらず、次の段階は、コミュニティを自分でつくるといいます。なるほど、ですね。自分の周りの人でも影響力のある人はたしかに自分のコミュニティを作っています。新しいコミュニティを作り出し、そのコミュニティを先頭に立って引っ張り、リーダーシップを発揮します。
最後に
そしてここがポイントなのだと思いますが、「コミュニティに、より貢献しようとすると、既存の枠組みにとらわれない新しいアイディアが生まれる可能性が高い」とこの本は説いています。だから、コミュニティを作る必要があると。うなずけます。同時に著者は、学校教育が、受け身の授業になっているので、なかなか自分が主体になって、ということろが難しいのだと言っています。これも腹落ちする点です。コミュニティをつくることの意味がわかったような気がします。
==【昨日の活動・所感】==================
・友人と午前中打ち合わせ。すでに著書があるので、その発展形ができないかなと。専門性を活かした書籍にしたい。午後はコンサル。
・会社をやめて、ひとりで仕事しだすことを「独立する」と表現することがある。会社にいるときは、「独立していない」かというとそうでもない。あくまでも個人の生き方の問題。