多くの人が知っている80対20の法則。その深い意味とか思考方法、分析方法、事例などが紹介されている『人生を変える80対20の法則』(阪急コミュニケーションズ)を読んでいます。いろいろ発見がある本ですが、

時間の使い方を考えるときに気をつけるべきこと

この本によると、時間の使い方には、次の2つに気をつけるべしと書いてあります。
・それは常識から外れていますか?
・時間の効用が何倍にも高まるか?
自分からすると、この2つのポイント自体がすでに常識から外れています(笑)。この2つについて、答えがいずれも「イエス」出ない限りは、時間の有効活用は期待できないらしいです。なかなかハードルが高いです。

時間と成果はアンバランス

この話の前提をまとめると「そもそも時間と成果の間には不均衡(80対20)があるので、時間をやりくりしようとしても仕方がない。時間の使い方を根底から変える必要がある。大事なのは、時間をうまく管理することではなく、時間革命を起こすこと」と説いています。成果からから考えて時間配分を考えるということなのでしょう。そのためには、時間の計測と成果の測定が求められるということ。これは80対20の「分析」。対して80対20の「思考」ということも語っていて、考え方を変え、メンタリティーや習慣を変えると、思わぬ真実が見えてくるとも言っています。個人的には「思考」のほうが大事なような気がします。

最後に

この本はまだ読み切れていないのですが、ビジネスにも生活にも応用できそうでおもしそうです。以下、時間の利用法のベストテンとワーストテンを抜粋します。
【時間の利用法ベストテン】
1.人生の目的の沿ったことをやる
2.いつもやりたいと思っていることをやる
3.80%の成果を生み出す20%のことをやる
4.最小限の時間で最大限の成果を上げる方法を考える
5.君にはできっこないと言われていることをやる
6.誰かが大成功をおさめた違う分野のことをやる
7.自分の創造力を活かせることをやる
8.他人に任せられ、自分はほとんど遊んでいればいいことをやる
9.常識外れの時間の使い方をしている有能な人と手を組む
10.今やらなければ生涯できないことをやる
【時間の利用法ワーストテン】
1.他人から頼まれたことをやる
2.いつもやっていることをやる
3.あまり得意でないことをやる
4.楽しくないことをやる
5.絶えず邪魔が入ることをやる
6.他人がほとんど関心をもっていないことをやる
7.当初考えていたよりすでに時間が2倍かかっていることを続ける
8.信頼できない人、能力がない人と手を組む
9.山あり谷ありのサイクルが予想できることをやる
10.電話にでる
==【昨日の活動・所感】==================
・午後東京駅近くで打ち合わせ。久しぶりにお会いする人だったので、近況報告も兼ね、仕事の打診を3時間半ぐらい。

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