カンマとかピリオドがまったくない5万2000ワードに及ぶ英語の博士論文のニュースがありました。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学に提出された建築家の論文のようです。カンマやピリオドがないってどういうこと?って読み進めてみました。

原典:UBC student writes 52,438 word architecture dissertation with no punctuation — not everyone loved it

5万2000ワードが1センテンス?

この記事によると、提出した人は61歳のブリティッシュ・コロンビアの先住民であり建築家。英語が無批判に学問の世界で使われていることの認識を高めると同時に、先住民の文化と植民地政策についてまとめたかったと話しています。「論文の始めから終わりまでがひとつのセンテンス」と言い切っているところがスゴイです。大学側に、句読点についてのルールもなかったし、と言っているとか。

大学は受理を決定

リンク先にはられている論文の一部を見ると、大文字も使われていません。セミコロンもないようです。まったく読解できないのですが、大学は満場一致で受理を決めたそうです。とはいえ、それまでの経緯はこの記事にかかれていますが、一筋縄では行かなかったようですね。ちなみにAbstractは英語で書かれているようです。

最後に

内容はまったく理解できませんが、この人の意気込みはスゴイなと思います。ちなみに2010年から準備していたこの博士論文。挑戦は2回目だといいます。2回目でもこんなリスクをとるのですね。そこでして伝えたかったものとは何なのでしょうか。気になります。

==【昨日の活動・所感】==================
・仕事と課題の締め切りがほぼ同時に押し寄せ、1日カンヅメに。Skypeあり、ライティングあり、資料作成あり。最後は午後11時に提出し、日付がかわってから深夜のランニング。

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