本を書きたいと思っている人が、既存の本を持ってきて、
「こういう本が出ています。これとはいい本が書けるのですが…」
と、相談されるケースがあります。
どの本を見て企画を立てているか
その方がどんな経歴なのか、どんな実績があるのかを
知りたいのは言うまでもないのですが、
それ以前に基準にしている本がそもそも失敗作だった場合、そこから
改善案を考えても効果がありません。その本は成功いているのか、
という視点が必要です。
その人が書くべきテーマかどうか
ただ私は、企画を立てるときに、既存の本を見過ぎると、
売れるか、売れないかの視点になりがちで、
自分が本来書くべきことが見えなくなる可能性があるのと
思っています。ベストセラーは狙って達成できるものではありません。
なので、自分がそのテーマを書けるに値する著者であることを
アピールする材料を提示するととにも、まずは自分が書くべきテーマを
探すことが大事です。
出版社にとって成功している本かどうか
書店にいけば、さまざまな本が並んでいますが、
それぞれが出版社にとって、成功なのか失敗なのかは知ることを
イメージしてみることも大事です。事実はわからず
推察するしかないですが、なんとなく場の雰囲気が
見えてくるかもしれません。
最後に
タイミングも企画成立に大きな要素となります。今出すべき本なのか。
そういう意味で、書店に行くときには、どんな本が売れていて、
何が売れていないか、という視点で見るのも勉強になります。
==【昨日の活動・所感】==================
・Skype打ち合わせ、コンサル以外は、ずっと資料作り。集中力勝負。
・夜は、刀禅に。少し身体の動き(=重心の移動)がよくなってきた。