本を書くときには、類書を読んだ時の感想を大事にしてほしいと思っています。すごくいい本と思うときもあれば、そうでないこともはずです。正直言って、こんなに濃いものは書けないなと思うこともあるかもしれませんし、こんなに中身の薄い本をよくも出版できるな、と思うこともあると思います。こういう気持ちは大事です。
類書を読んだときの感情が自分の方向性を決める
こういう感覚から、自分の方向性が見えてきます。ただ、すごいとか、ひどいとかではなく、分析が必要です。できれば文字にすることをおすすめしています。どこがすごくで、どこがひどいのか。細かいところまで言語化します。
なぜこの本が好きなのか?なぜこの本はそう好きではないのか?
こういうことをしていると、意外とたいした理由が思い浮かばないのに、強い感情を持っているときがあります。ただ単に著者が好きではないこともあります。なぜそうなのかを知る必要がありますが、ときには、その本が売れていることをただ単に妬んでいただけということさえあります。
良い本もそうでない本も自分の糧にする
こういう理由でその本を遠ざけるのは損です。いい本もそうでない本も徹底的に吸収すべきです。自分がもっているものに加え、いいところは積極的に吸収し、ダメなところは避けることが、より自分の本を良いモノにします。
最後に
自分がある本に対する感情を知り、その理由を掘り下げることは大事ですが、他方、その本に対する他人の意見を知ることも重要です。人のその本に対する印象は人それぞれだからです。自分の思いが強すぎると、相手の意見を素直に聞けないことがあるので、相手の意見を素直に聞いてみることが大事です。そこにいろんなヒントが隠されているかもしれません。
==【昨日の活動・所感】==================
・午前中、Skypeでコンサル。新たな一歩を踏み出すところ。今後の展開がとっても楽しみ。
・午後は仕事しようと思ったけれどあえてやめて、なぜか部屋の大掃除。すっきりして、新たな週に備える。