大学が夏休みに入り、時間的な拘束が少なくなりました。そういうときほど、生活のリズムを乱さないように注意が必要です。

 自由だからこそ仕事環境が大事

環境づくりがまず大事ということで、まえからちょくちょく使わせてもらっていた、コワーキングスペースのマンスリーメンバーになりました。コワーキングスペースのよいところは、適度な他人の目線があり、図書館と違って適当な周囲の音もあることで、集中力が増すことです。カフェなどではやや躊躇する、電話での会話ももちろんOKです。

 自然に生まれる、人との交流

その場所を利用していると、ほかの利用者たちとの交流も自然に生まれてきます。会おうと思わなくても会えるので、その偶然が楽しいです。よいことは仲間が増えることだけではありません。イベントも豊富に開催されているので、自分が必要なスキルを学ぶこともできるし、その場所を使ってイベントを主催することだってできるのです。会いたい人にアポをとって会うことも必要ですが、だれと会えるかわからない環境に身を置くのも大事なことです。

コワーキングスペースの特徴はさまざま

コワーキングスペースはオーナーさんのお店づくりの発想が反映されるので、場所によって利用する人の層や雰囲気も料金形態もさまざまです。今では数えきれないぐらいのコワーキングスペースがありますが、自分に合った場所を見つけられると、間違いなく効率があがります。また固定費をかけないからこそ、打ち合わせにはホテルのラウンジなど使ったりして、贅沢をすることもできます。ひとりビジネスだからこそ、こういうことをきちん考えないといけないし、こういう場所の探索も楽しみたいです。

快適に仕事ができる場所を探し続ける

自分が人を雇わず事務所を持たないのは、もちろん資金的なこともありますが、編集プロダクションというと、暗い小さな事務所にだまって社員が黙々と仕事をしているというイメージしかなかったのです。毎日そういうところには通いたくないなと思っていたし、そこに通う人の気持ちも決していいものではないのではないか、と思っています。もっとお手軽にテンション上がる空間はないものかと思って、いくつかのコワーキングに行ってみた結果、この場所にたどり着きました。自転車で10分で行けます。

まとめ

私はホームページの改修を、このコワーキングスペースのオーナーさんに手伝ってもらいました(システム開発がご専門^^)。ずっと悩んでいたことを、自分では絶対に考えられない技を使い、数時間で解決してもらいました。ひとりで仕事をしていると、足りない知識がいろいろでてきます。そういうときに、気軽に聞ける環境や仲間は本当に貴重です。自分もお役に立てることをしないと、と思っています。

*私が利用させてもらっているコワーキングスペース:You+(東急東横線・新丸子駅前)

 

==【昨日の活動・所感】==================

・大学の前期の成績をつけているのだが、その科目の専任教員から「あまり厳しくしないでください」とのリクエスト。その理由を聞くと「学部の要請だから」の一点張り。ただでも今年からおそろしくやさしいテキストを指定してきたうえに、評価を易しくしたら、何が残るのだろうか。

・問題はまだある。今年から「学部の要請で」eラーニングを導入した。学生に自習させて、既定の「量」を終えるとポイントを加算するシステムになった。本来は「量」だけでなく、得点率を加味しないとナンセンスなはずだが、それ以上に問題なのは、そのeラーニングは学生がカンニングし放題の教材だったことだ。そんなことを業者の責任にしたところで、まじめにやった学生への説明はつかない。そのことを専任教員に何度聞いても要領を得た回答は返ってこない。

・学部は学生に気遣って、専任教員は学部長に気遣って、何も言えなくなるのだとしたら、教育は成立しない。ただ、非常勤は「意見があったとしても、言われた通りにして、何も言わないのが賢い生き方」なのかもしれない。

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