書籍編集の仕事はかなり手元に抱えている時間が長く、複数の書籍のスケジュールが重なるとボトルネットが簡単に生じます。

一点一点粘ることが編集者の矜持とも言え、右から左に流せばいいものではないだけに、当然といえば当然のことかもしれません。

しかし、単位時間あたりの収穫高を考えれば、アウトソーシングも考えるべきことと思ってきました。

もしかしたら、スケジュールに追われている自分がやるより、だれかに任せたほうがクオリティが上がることだって十分に考えられるかもしれません。

当初はトラブルや面倒なことが発生することと思いますが、この障壁を乗り越えれば、個人商店的な仕事をする業界の中では、新たなスキルとなる可能性が高いです。そのために仕事のフォーマット化は必須です。

一気にストレスのないエコなシステムは作れないけれど、そういう発想がないと永遠に構築できません。優秀な人と組み、かなりの部分を任せることを真剣に考えたいです。

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