連休中日ですねー。事務所から見える多摩川河川敷には人がたくさん出ています。走っている人も たくさんいますね。ようやく走るのにはいい季節になりました。仕事ばかりしていると、なんだかパワーというかエネルギーがなくなっていることを感じ、最近、まじめにランニング再開しています。やっぱり走るのはいいですねー。

今の出版の仕事は他社の企画のお手伝い。知人がある著者の企画書を持っていたので、知り合いの編集者に出したら、企画が通過。必然的に(というほどでもないかな?)編集をやることになりました。

基本的には他社の仕事はあまりしないのですが、ある条件が満たされたためにやることにしたのです。ある条件というと、(1)最後まで内容をある程度自分にまかせてもらえること、(2)自分が版元の編集者をよく知っていること、(3)自分が納得できる支払いがあること、の3つです。

(1)については、多くの人たちがいろんな意見を言うと、まとまらなくなることは多々あり、いろんな意見を出してもらいつつも、自分と著者が検討して決めたい、ということを基本方針としてお伝えしました。何か言わないと仕事をした気にならないような版元編集者もいるので、そういう不毛なことで議論をしたくないのです。もちろん本文デザイン、サンプル原稿、入校前原稿やゲラは提出して意見をもらっています。

(2)については、どんな仕事をするにも相性があるので、お互いが知らない状態でいきなり大きな仕事をすると、トラブルになる可能性が高いです。自分にとってこの要素は大きいです。フリーランス編集者とかフリーランスライターの看板を掲げないのも、自分はそのあたりの許容範囲が小さいことを自覚しているからです(フリーランスで活躍している人たちは本当にすごいと思います)。今回は自分がかなり前から知っている版元の編集者なので問題なしでした。

(3)金額については、事前に条件(金額と支払い期日)を伝えました。自分が全力投球するための条件という感覚です。100%というわけには行かなかったけれど、許容だったので、やることにしました。自分としては「これで全力でやらない理由はないぞ」と何度も思って、スタートしたことを覚えています。今年の3月ぐらいでした。

それから半年ぐらいをほぼ執筆サポートに費やし、ようやく初校がでてきました。著者からすればとても大変なことだったと思うけれど、よく脱落せずやり通してもらいました。本当に感謝だし、尊敬します(脱落する人結構、いるんですよね。執筆することは本当に大変なことです)。そんなことをしていたら、予期せぬ次の企画も動き出したり。なんだかいろいろ忙しくなってきました。

だれかとやりたいとずっと思っているけれど、バイトでやれるような仕事は自分の中で効率化できてきたし、外注する態勢もできたので、もっともっとお互いの持っているものがシナジーするようなことができればいいなーと思っています。自分の仕事を今年あと3ヶ月でいろいろ試します。

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