4つのコース

LeicesterのMedia&Communicationの中には、4つのコースがあります。自分が選択した(1)Mass Communicationsはもっともベーシックなコースで、classicalと呼ばれていました。(4)Communications, Media & Public Relationsが人気だったように思いますが、public relationsをメディアコミュニケーションの観点から学べる学校が少なかったかもしれません。確かにいまのPRはメディアの特性を意識しないと、絶対に成功しないと思っています。
(1)Mass Communications
(2)New Media&Society
(3) New Media, Governance & Democracy
(4)Communications, Media & Public Relations

8つの基礎科目

コースが分かれていますが、10の課題のうち8つまで同じで選択科目の2つがちがうだけです。それだけ8つは基礎的なことなのかなと理解しました。
ちなみに、8つの基礎科目は以下のとおりです。
(a)Key issues and approaches in media study
(b)Media history and social regulation
(c)Media in global context
(d)Communications and Globalization
(e)Investigation media
(f)Media industries- Convergence, Divergence
(g)Professional practice
(h)Audience and reception
*(f)はレポートとではなく、試験です。(g)から2年目に入ります。

世界のメディアに触れた機会

勉強して思ったことは、とにかく扱う範囲が広いことでした。イギリスのことはもちろんEU諸国、アメリカ、アフリカをはじめ、シンガポールやサイパン、日本についても研究の結果がテキストに出てきたことにはビックリでした。馴染みのない国についてレポート書くのは大変でした。アフリカのメディア事情など予備知識がまったくないので、本当にゼロから書き上げる感じでした。日本のメディア事情については新しい発見はありませんでしたが、世界のメディアの動きがわかったことは大きな収穫でした(結果として、日本の新聞業界には未来はない、と強く思ったのですが)。

最後に

それにしてもあのテキストを書く労力を考えるとすごいエネルギーを感じます。やや情報がアップデートされていない部分もありましたが。上記の8つに加え、選択科目を2つ終えると修士論文に取り掛かることになります。この悪戦苦闘ぶりはまた機会を改めて書くことにします。
==【昨日の活動・所感】==================
・web連載の原稿にクレームがつく。何度読み返しても、そのようには受け取れないが、先方が悪意なくそう受け取ったのであれば、それが事実なのであろう。立場が違えば、読み方は違うことを改めて実感させる。
・本を書くことが多くのひとにとって第2領域だから、なかなかスピードがあがらない。本を書くことにどれだけ意識を向けられるか。

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