健康は大事とだれもが思っています。しかし、健康である原因は特定できません。
「○○をしているから健康です」「××をしていないから健康です」と、個人的な経験をもとに言うことができますが、○○をしていても不健康な人はいるし、××をしていなくても不健康な人はいます。
たとえば、自分はランニングを始めるようになってから、体調がよくなったと思っていますが、ランニングをしなくても健康な人はたくさんいるわけです。それどころか、走り始めたために、筋肉を痛めた、膝を痛めたなどという人もいるはずです。
つまり絶対的に健康になる方法はないので、きわめて個人的な問題に行きつくわけです。言い方を変えれば、健康というもっとも大事な資産に対して、一定の解がないからこそ、自分の健康状態を常に意識の上にあげて、不健康になりえる要因を避けつつ、日々をすごす必要があるのだと思います。