新しいことを始めるには何かを絶たないといけません。まず時間が足りないからです。新しいことを始めるときは、試行錯誤の連続です。行動しては失敗して、行動しては失敗して…一発でうまくいくことなど考えないほうがよいです(と自分に言い聞かせているのですが)。ちょっとしたことでも結果を出すまでには、多くの時間がかかります。何かを絶たないと新しいことに時間が割けず、うまく行かないのではないかと思う理由です。
安定感が行動を弱める
もうひとつの理由としては、すでに安定している状態から新しいことを始める場合は、現状の安定感が、大量行動を遠ざけます。別にやらなくても特にこまらないし…という心理です。何かを絶てば、不安定になり、安定するまで走り続けなくてはいけないという状況が見えるからこそ、尻込みしてしまいます。
確度の高いアドバイスをもらえる人は
ただ闇雲に絶てばいいというものでもありません。下手をすると、危険ゾーンに入り込みます。何をやって、何をやらないべきか、というところにその人のワザというかセンスが反映されます。自分の経験から言うと、大量行動しないと見えてこないけれど、方向性を定めてから行動しないと迷走します。もちろんその気持ちも大切ですが、成功を収めるためには、確度の高いアドバイスをもらえる人に巡り会うことがほぼ必須になってきます。
「誰から学ぶか」から行動は始まる
とはいえ、自分にあったコンサルタントとかアドバイザーなどを探すのも大変なことです。でもそこから行動が始まるのです。だれに教えを請うて、どんな教えをどのタイミングで実行するのか。その視点で行動を考えるということです。
解決パターンを提供できるか
コンサルタント側からすれば、「誰の」「どんな悩みを」「どうやって解決するか」を意識しないといけないのですが、解決パターンを完全に提供できる人をクライアントにしないといけないと思っています。単なるいい話とか、ためになる話では不十分です。
まとめ
今年は、編集だけでなく、プロデュース業を始めるなかで、足りないことがたくさん見えてきた年でした。コンサルタントに教えを請うて、コンサルタントやコーチングの本をたくさん読み、人の気持ちの勉強を意識的にしました。足りないことばかりですね。でも新しいことを学び、身になっている感覚があります。今は、それらの知識を使って、クライアントの本づくりにいかすことに集中すべきと思っています。
==【昨日の活動・所感】==================